生理が3日で終わって、ナプキンも不要?月経血コントロール法

毎月やってくる生理に悩んでいませんか?生理が近づくと、体がダルくなったり、ちょっとしたことでイライラすると、恋や仕事にも後ろ向きになりがちです。今回は、そんなツラさから女性を解放する「月経血コントロール」についてお話していきます。

昔の女性はどうやって生理を過ごしていたのか?

まずは、ひと昔前の日本、明治や江戸時代へタイムスリップしてみましょう。昔は今のように優れた生理用品がなく、女性は着物で過ごしていたため、下着もお腰だけ。つまり、女性は必然的に毎月の生理の流血を、自分自身でコントロールしなければなりませんでした。

当時の女性は、生理がくるとおしっこを我慢するのと同じように、月経血を一定時間膣にためておき、トイレにいったときにまとめて出すという過ごし方をしていたようです。

毎月、ナプキンやタンポンに頼っている私たちにとっては、驚きの事実ですが、最近ではこの方法が「月経血コントロール」と呼ばれ、ナプキンを使用せずに生理を過ごす習慣が注目されています。

月経血コントロールヨガって?

昔の女性は、自然に経血を出すタイミングをコントロールすることができていましたが、現代の女性は、生活環境やストレスによって内臓が凝り固まり、膣口がゆるんでいる人が多いと言われています。そのちぐはぐになってしまった体を整えるには、子宮や膀胱を支えている「骨盤底筋群」を日頃から鍛えてあげることが大切。

ただし、単に膣口を締めることに意識を向けてしまうと、内臓がさらに凝り固まり、逆効果。体をゆるめることにも意識を向けることが大前提なのだそうです。月経血コントロールを学べる、女性のためのヨガ教室も開講されているようなので、興味のある方は通ってみるのもいいかもしれませんね。

自宅でも簡単にできる「子宮美人のストレッチ法」

最後に、自宅でできる「月経血コントロール法」をご紹介します。すでにお伝えしたとおり、ポイントは「全身を緩めること」「膣を締めること」でしたね。気がついたときに簡単にできるストレッチなので、寝る前や朝起きた時など、毎日の習慣にするといいでしょう。

<緩める動き>
1.横になった状態で、首をほぐすように頭を左右に動かす。後頭部と首の境目のくぼみは自律神経が集まる場所なので、ほぐすと全身がリラックスします。
2.ひざを立てて座り、お尻の骨(坐骨)が床に当たるのを意識する。両ひざの後ろを両手でつかみ、お尻は床についたまま、腰を丸める。そのまま状態を前にずらし、胸を広げる。坐骨が前後に動かすことで、下腹部や子宮を緩めることができます。

<締める動き>
1.仰向けに寝転がり、肛門、膣、尿道の順番にキュッと締めたり、緩めたりをゆっくり繰り返す。

月経血コントロール法を習得すると、生理がわずか3日で終わってしまうそうです。生理痛やPMSの軽減にも効果があるようなので、悩んでいる方は試してみるといいかもしれません。