生理前や生理中など、月の半分以上を「プチ不調」で過ごしている女性は少なくありません。
だるくて疲れやすかったり、頭痛や肩こりがひどかったり。体調が優れないと、仕事でもミスが増えたり、イライラして人間関係でも後悔することが多くなるでしょう。
そんな女性の「プチ不調」を撃退するためには、「体を温める」のが効果的です。今回は、普段の洋服選びにも取り入れやすい「温感ファッション」のポイントをご紹介します。
■下着を一枚身に着ける
特にこれからの時期は、気温が下がるので厚手の上着+保温効果の高い下着を一枚身に着けるようにしましょう。下着は汗を吸収・蒸発してくれるので、余分な汗で体が冷えるのを防いでくれます。
ブラ、ショーツ、靴下、レギンスなど、肌に直接触れるものは、シルクや綿など天然素材を選ぶと、快適に過ごせます。
■上半身は脱ぎやすくしておく
秋冬でも暖房が効いた部屋に行くと、汗ばむことがありますよね。そんなときはすぐに温度調整ができるように、脱ぎ着しやすい服装を選ぶようにしましょう。
寒い日は、厚手のセーターで防寒をするのではなく、重ね着がおすすめです。
■ゆったりした軽い素材の服を選ぶ
ウエストがきつい服やストッキングなど、体を締め付けるファッションは、血管を圧迫するため血の流れが悪くなる原因になります。
またスカートやショートパンツのときも生足はNG。レギンスや薄手の腹巻きを上手に着用して、下半身を冷やさないようにしましょう。
■ストールは冷え予防の必須アイテム
移動中やオフィスの冷えに欠かせないのが「ストール」です。首や肩、腰や太ももなど、太い血管や筋肉がある部分を温めると効果的。
またかばんの中に貼るタイプの使い捨てカイロを入れて持ち歩くと便利です。生理痛や腰痛がつらいときに、肩甲骨の間や腰、下腹部などにカイロを貼ると症状が楽になります。
参考:渡邊賀子『あたため美人の冷えとりBOOK』日本文芸社
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