クリトリスで感じるのオーガズム(外イキ)に比べて、膣で感じるオーガズム(中イキ)は、少し難易度があがります。「一度でいいから彼と一緒にとろけるようなオーガズムを味わってみたい……」と夢見ている女子も多いはず。
そこで今回は、中イキするために私が試した3つのトレーニング法をご紹介します。
オナニーのやり方を変えてみる
いまや女性のオナニー経験率は9割を超える時代。ですが、ほとんどの女性は「クリトリスへの刺激」でオーガズムを感じているのが現状です。
つまり、オナニーの経験はあっても、Gスポットは未開発ということ。これではいくらセックスで彼が必死に腰を振っても、一向にあの波が押し寄せてこない……というわけです。
中イキを目指すなら、まずは普段のひとりエッチのやり方を見直してみましょう。指でのオーガズムは大原則。クリトリスを刺激して快感を高めたら、もう片方の手を膣の中に挿入し、中指の腹でGスポットを愛でます。
最初はぼやっとした感覚で大丈夫。「膣で感じる」意識を持つことで、少しずつ感じ方が変わってくるはずです。
膣トレをする
2つ目の方法は膣トレです。骨盤底筋を鍛えることで自由に膣圧がコントロールできるようになり、中イキへ一歩近づきます。
中イキするためには、彼のペニスを受け身の姿勢で待っているだけではNG。ピストン運動の動きにあわせて、膣圧を締めたり、ゆるめたり…。ペニスをやわらかい膣でやさしく包み込むように圧力をかけることで、気持ちよさが増していくのです。
また、日頃から筋トレをしていると人前に出るときも自信が持てますよね。それと一緒で膣のトレーニングを欠かさずに過ごせば、彼とのセックスでも積極的になれて、自然と官能が磨かれていくのです。
敏感な女性は、筋トレやヨガをしているときに、性的なことを考えていなくてもオーガズムに達してしまうことがあるそうです。この経験に基づいて考えると、膣トレはオーガズムと深いつながりがあることがわかりますね。
セックスの前に深呼吸をしながら、膣トレを数分間行うだけでも効果はありますよ!彼のペニスを下のお口で受け入れるイメージをもって、こっそりトレーニングに励んでみてくださいね。
クンニで開発する
3つ目は、彼とのセックスで開発する方法です。個人的には、これが一番効果がありました。
オナニーでも十分開発はできるのですが、どうしても途中でもどかしくなってしまい、慣れ親しんだやり方でオーガズムを迎えてしまいがち。
その点、好きな人のセックスでは、「もっと彼と一緒に感じたい」という気持ちが高まって、新たな性感帯の開発にも意欲的になれる気がします。
方法はとても簡単。クンニのときに、中指を膣に挿入してもらうだけ。このとき挿入した指は「抜き差し」をするというよりは、指の腹でお腹側の膣壁をトントンと軽くノックするイメージ。
私のパートナー曰く、オーガズムが近くなると膣の締まりがよくなるので、体の変化にあわせて指の動かし方を使い分けているのだとか。ここまでくると、テクニシャンの域ですね。がんばって育てた甲斐がありました。笑
「中イキできたらラッキー」ぐらいの気持ちで
Gスポットの性感帯を目覚めさせるには、それなりに時間が必要となります。
私の経験上、オナニーのときに膣への刺激をするようになってから、数ヶ月も経たないうちにイケるようになったと記憶しています。それでもセックスではっきり「中でイケた!」と自覚するようになるまでは開発を始めてから1年ぐらいかかりました。
もちろん個人差があるのであくまでも目安ですが、「どうしていけないんだろう?」「私の体っておかしいの?」と思い悩むと、緊張からますます快感が遠のいてしまいます。
女性の体はとてもデリケートで、体の作りや感じ方は人それぞれなので、ゆっくり時間をかけて開発するつもりで続けてみてくださいね。