恋人とセフレの境界線ってどこにあるの?

恋人とセフレの境界線ってどこにあるの?
恋人とセフレの境界線ってどこにあるの?

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セフレとは、セックスを楽しむことを目的に交際しているカップルのこと。

しかし、一言で「セフレ」といっても、その関係性にはいろんなパターンがあります。友達だけどセックスもする関係だったり、どちらか一方が好きでカラダの関係を持っていたり、前に付き合っていた恋人がセフレになるケースもあったり・・・なんとも、複雑です。

では、恋人とセフレの違いってどこにあるのでしょうか。

 

◆恋人とセフレの境界線は、恋愛感情の有無?

恋人とセフレの最大の違いといえば、「好き」という感情があるかどうか、なのでしょうか。

でも、人間の感情というのは、とても曖昧なもの。「好き」という気持ちにも、友人として好きだったり、異性として好きだったり、いろんな種類があって、その日そのときで常に変化するものです。

穿った見方をすれば、セックスをするために相手に偽りの気持ちを伝える人もいるでしょう。実際、筆者の周りには、付き合っているのに、「セフレ同然」の扱いをされている女性もいます。

つまり、「付き合おう」という意思表示があるかどうか、だけでは、「恋人」と「セフレ」の区別をすることはできないということ。そのボーダーラインは、とても曖昧なもので、何を持って、「恋人」「セフレ」とするのか、おそらく明確な答えを出すことはできないのです。

 

◆じゃあ、セフレを作っても、アリなの?

人によっては、「恋人はいらないけど、セックスだけしたい」という人もいるでしょう。セックスに対する価値観は人それぞれなので、筆者は、セフレの存在を否定しませんが、おススメもしません。

その理由は、3つあります。

1つ目は、人間の感情と性欲は密接に結びついているものであり、「最初はカラダだけ」と割り切っていても、何度もセックスをするたびに、心のつながりを求めてしまう可能性があるから。(特に、女性の場合は・・!)

2つ目は、心身を傷つけるリスクがあるから。性感染症や妊娠などの問題もありますが、それよりも深刻なのは、「承認欲求」を満たすために、セックスをする女性たち。

「なんとなく寂しい」「自分のことが嫌い」など、心にぽっかり開いた穴を埋めるためのセックスは、自傷行為と同じこと。

こういうセックスを繰り返す人の中には、「セカンドがちょうどいい」「お互いに本気で好きになるとめんどくさい」という人がいます。でも、それってとても虚しいことです。

セックスによって心の安定を保っているうちはいいかもしれませんが、結局、寂しくなって最後に傷つくのは、自分なのです。

3つ目は、本当の意味で、気持ちのいいセックスができないから。セフレとのセックスで、おっぱいやアソコを触られれば、それなりに「快感」は得られるでしょう。でも、本当のオーガズムを得ることは、できません。

オーガズムは、心のつながりがあってこそ、味わえるもの。自分のすべてをさらけだし、相手を受け入れることで、初めてそこにたどり着くことができるのです。

セフレを作るのは、個人の自由です。ただ、本当に心身が満たされるセックスをしたいのであれば、体を預ける前に、相手を大切にする気持ちを持っているか、自分のすべてを委ねられるか、をよく考えてみてください。