クンニはしてくれても、ポイントをおさえていなかったり、クリトリスの扱いが下手だったり……。このように女性が満足できないクンニをしてくる男性のことを「がっかりクンニスト」と呼びます。
ひょっとしてアナタの彼も、がっかりクンニストではありませんか。クンニでオーガズムを感じるには、女性の性的興奮にあわせて愛撫の仕方を変えることが大切。ここでクンニの基本をしっかり学んで、彼を育ててあげましょう。
目次
◆クンニは20分以上が鉄則!
がっかりクンニを繰り出す男性に共通して言えることは、ずばり「時間が短いこと」です。
女性がオーガズムを感じるには、最低20分の刺激が必要といわれています。オナニーでは、自分の好きなように強さやリズムを調整できるので、もっと短い時間でイケる方もいるでしょうが、セックスはそういうわけにはいきません。
持久力のない彼には、疲れないクンニのコツを習得してもらってください。クンニは、2人の息をぴったりあわせて、少しずつ快感を高めることが大切です。
◆オーガズムを感じる「クンニ20分コース」
さあ、いよいよ本題に入ります。
クンニリングスには、いろんな方法がありますが、ここでは筆者が研究を重ねてたどり着いた「究極のクンニ、20分コース」をご紹介します。
彼にどうやっておねだりすればいいのか分からない…という方は、オナニーのときに下記の流れを実践してみましょう。自分の指を彼の舌に見立てて、触ってみるといいと思います。
・ウォーミングアップ【10分】
最初は優しくクリトリスの周辺で円を描きます。性的興奮が高まっていない時点で、クリトリスを強く刺激すると痛みを感じることがあるので、この段階では「ソフトタッチ」に細心の注意を払うこと。
クリトリスを舐めるときは、舌だけでなく、唇全体をぴったりと性器に密着させるのがポイント。そうすることで安定感が増し、タッチの強弱もしやすくなります。
男性にとっては少し退屈な10分間ですが、このウォーミングアップは、女性が性的興奮を高める上で重要な時間です。舌の動きは、ぐるぐると円を描きつつ、たまに上下の動きを織り交ぜる程度に。単調なリズムを心がけましょう。
・焦らし【5分】
クリトリスの辺りがムズムズしてきたら、次は焦らしの時間。舌を膣前壁の辺りまで下ろして、上下運動を繰り返します。舌全体でやさしく舐めあげるようなイメージです。このとき指先で膣口をそーっとタッチすると、女性は挿入の期待感が高まって、感じやすくなるはず。
・クライマックス【5分】
女性の息遣いが荒くなり、たまに腰を動かすようになってきたら、クライマックスにむけて準備を始めましょう。
ここでは舌に力をいれて、膣口からクリトリスにかけて下から上に舐めあげるように動かします。ギターの弦をはじくように、舌でクリトリスを軽くひっかけながら弾くのがポイント。
もう我慢できない…と思ったら、女性は脚をまっすぐ伸ばして腰に力をいれます。男性はフィニッシュにむけて「円を描く」→「上下の動き」を10秒交互に繰り返し、女性をオーガズムに導きましょう。
※時間配分は、イメージです。体調や気分によっても個人差があるので、彼と話し合いながら調整してみてくださいね。
◆クリトリスオーガズムで挿入の満足度UP!
セックスのとき、挿入の前にクリトリスでオーガズムを感じておくと、アソコがほぐれて、挿入の満足度もぐんと高まります。膣の中もとろとろで温かくなっているので、男性も気持ち良いはず。
クンニリングスは、一度コツをつかんでしまえば、それほど大変ではありません。2人で力をあわせて、満足のいくセックスを手に入れてくださいね。