私が実際に感じちゃった「クリトリスの愛撫方法」7パターン

女性の体のなかで最も敏感な性感帯、クリトリス。ひとりエッチでは圧倒的にクリトリスを刺激している人が多いにも関わらず、なぜかセックスでは見落とされることの多い性感帯です。

「セックスが気持ちよくない」という女性のお悩みに「まずはクリトリスでのオーガズムを目指してみては？」とアドバイスをしても、「彼の舐め方がへたくそで」「触られても痛いだけ」と返ってくることがよくあります。

クリトリスを愛撫されるのが大好きな私からみると、「それってセックスの大きな楽しみを逃してますよ！彼を育てましょう！」と思います。クンニリングスには指では再現できない「特別な快感」があるのです。

舌や唇の柔らかさや温度、唾液の潤い、そして、いやらしい音。究極のクンニを知らずして、「・・・私、舐められるのが苦手なんだ～」とは言わせません。今回は、私がセックスで実際に感じちゃった「クリトリスの愛撫方法」をまとめてご紹介します。

クリトリス愛撫の方法１：唇ではさむ

私のオナニーは、中指で円を描くようにしてクリトリスをいじりながら、たまに人差し指と中指でクリトリスを挟むように刺激するのが基本。かれこれこのスタイルを20年以上続けています。

だから彼にクリトリスを愛撫されるときも、この刺激は欠かせません。指で挟まれると強すぎたり微妙にポイントがずれていたりすることが多いので、唇で再現してもらうようにしています。

イク寸前のところで唇のやわらかさをいかし、ハムハムされると「あぁ…もういじわるしないで！」と腰をくねらせちゃうんです。唇のはさみ攻撃には、究極の焦らし効果があるのでぜひお試しあれ。

クリトリス愛撫の方法２：唇で吸う

クリトリスを唇で吸うという動きも好きです。もちろん吸うときはソフトに。ストローで勢いよくジュースを飲むように、頬をすぼめて吸うのはNG。唇でクリトリスを挟んだら、軽く上に引っ張るようにして優しくキスをする感じがいいでしょう。

このとき「くちゅくちゅ」といやらしい音をたてると効果的。少し大げさに音を立てられると興奮度が高まります。「私のアソコからこんなエッチな音が聞こえる」という事実に、聴覚が刺激されて気分が盛り上がるのです。このあたりは好みの問題なので、お好きな方はおねだりしてみてくださいね。

クリトリス愛撫の方法３：歯で軽く甘噛み

これは事前にキスで練習をしてからがいいでしょう。彼の下唇を前歯でハムっと優しく噛むようにします。彼にも同じようにしてもらえば、甘噛みの力加減がつかめるはずです。噛むというよりは、クリトリスに歯を軽くあてるイメージですね。

ケガをしないように要注意！上級者向けのテクニックなので、唇や舌使いに慣れてきてからおねだりしてみるといいかもしれません。

クリトリス愛撫の方法４：舌先で転がす

舌先でクリトリスの周りを時計回りに一回転。コロコロと小さなクリトリスを転がすようにします。マウスのホイールを指先で動かすように、やさしいタッチを心がけて。口の中の唾液をクリトリスに塗り込むようにしながら、クルクルと単調な刺激を与え続けるのがポイントです。

ちなみにクンニが上手な男性は、このとき唇を性器にぴったりと密着させます。こうすると長時間舌を動かしていても疲れにくく、きれいな円を描きやすいためです。

クリトリス愛撫の方法５：舌先で突く

クリトリスの周辺の毛をかき分けて、舌先を優しく押し当てるようにして包皮の上から突きます。クリトリスは本当に敏感な性感帯なので、ツンツンと軽く刺激するだけで十分。

クリトリス愛撫にたどり着くまでにたっぷりと前戯に時間をかけた日は、これだけでオーガズムに達してしまうこともあります。逆に言うと、ハードな舌舐めはNG。それまでの前戯がどんなに素晴らしくても、一瞬にして興醒めしてしまいます。

クリトリス愛撫の方法６：舌を使ったバイブレーション

舌先でクリトリスを突いたり転がしたりして感度が高まってきたら、仕上げは「高速の舌攻め」です。クンニが上手い男性は、女性の絶頂の波にあわせて、高速技を取り入れてきます。超小刻みな縦舐めで、ローターに近い振動を舌で再現してくれるのです。

私は舌が器用ではないので、そこまで細かい動きはできないのですが、テクニシャンな男性は、振れ幅が１〜2センチぐらいで、「チロチロ」と舌を上下に動かすことができます。あの柔らかくて温かい舌で、クリトリスだけをピンポイントに攻められたら、もう理性のタガが外れて、アウトオブコントロール。

クリトリス愛撫の方法７：舌全体で舐めあげる

舌先だけでなく、舌全体をつかった舐め技も気持ちがいいです。べろんと下から上に舐めあげるようにして、ゆっくり動かします。舌全体で圧をくわえるようにして、クリトリスを刺激します。ほかの動きの合間にベンチタイムとして取り入れるといいかもしれません。

クリトリス愛撫で感じるための4つの心構え

さてさて後半部分では、クリトリス愛撫で感じるための心構えを書いておきましょうか。どんなに舌使いがすばらしい彼でも、次のポイントをおさえられていないと思うように感じることができません。彼と一緒に確認してくださいね。

・たっぷりと前戯をしてから

キスもそこそこにいきなりお股をひらいてクリトリスを愛撫するなんてもってのほか！そんなことされても女性は痛いだけです。「はやく彼女をイカせたい！」という気持ちはわかりますが、ぐっと堪えて愛情の伝わる前戯をプレゼントしましょうね。

・下着の上からやさしく

何度も繰り返しますが、クリトリスは本当に敏感な性感帯です。最初は下着の上からなめたりキスをしたりして、緊張感をほぐしていきましょう。慣れていない女性は、クリトリスを直接触られると痛みを感じることもあるので、包皮の上からの愛撫するようにしましょう。

・最低20分は時間をかけて

クリトリスでのオーガズムを目指すなら、最低20分はクンニをしてもらいたいところ。「そんなにやらせたら彼が可哀想って？」もうそれは訓練してもらうしかないでしょう。フェラよりも舌やあごの疲れは少ないので、さほど心配することはありません。首や腕の疲れは、女性がソファに腰を掛けて、男性が床に座った状態でクンニをするなど体位次第で軽減できます。

・舌使いを変え過ぎない

クリトリス愛撫を始めて感度が高まってきたら、舌使いは変えないのがポイント。フェラで抜くときもそうですが、フィニッシュに近づいて来たら単調な愛撫を淡々と続けたほうがスムーズにオーガズムを迎えやすくなります。お気に入りの舐め技を見つけたら、「それすごく好き。しばらく続けて」と彼におねだりするといいかもしれません。

もっと快感に貪欲になろう！

私は一回のセックスで何度もオーガズムが得られる体質なので、前戯で1回＋挿入で1回、計2回、絶頂の波を享受しています。

たまに彼が調子に乗って、前戯で2回も3回もイカせられてしまうと、もうセックスが終わった頃には放心状態。セックス後片付けをすることなく、大股を広げながら眠りについてしまうなんて日も。翌日になって、パンツもはかずに寝てしまった自分に「あぁ・・・女としてどうなんだろう」と反省するのですが、彼はそんな私をみて「子どもみたいで可愛い」と優しく受け入れてくれるので、その言葉に甘えてしまったり・・・。

何を言いたいかというと、「女としてこうしなきゃ…」みたいな呪縛からも解放されて、ただひたすらオーガズムの快感に溺れるセックスって、女性にとって「至福のひととき」だと思うのです。とろけるような快感を味わえるのは、クリトリスを生まれもった女性ならではの特権！ぜひ皆さんも自身の欲求を解放できる相手と気持ちのいいクリトリス愛撫を楽しんでくださいね。