アダルトVRの進化がスゴい。生身の女性はどう対抗すべき?

TENGA、AV、風俗…。人類史上、これほどまでに男の性欲を満たすサービスが充実していた時代はあったでしょうか。

インターネットやスマホが普及したことで、ますます手軽にアダルトコンテンツを楽しめるようになり、「リアルのセックスはコスパが悪い」という理由で若者のセックス離れが進んでいるとも言われています。

そんななか最近、「アダルトVR」という新たなコンテンツが次世代のセックスとして注目を集めています。今回はアダルトVRの進化と、生身の女性は「二次元」にどう対抗すべきかを考えていきましょう。

アダルトVRって何?

VRとはバーチャルリアリティ(VirtualReality)の略。人間の感覚器官に働きかけ、現実のように感じられる環境を人工的に作り出す技術の総称。そこに動画やゲームなどのアダルトコンテンツを融合させた技術のことを「アダルトVR」と呼びます。

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VRゴーグルのイメージ

VRゴーグルやヘッドフォンを装着し、コンピューターにより合成した映像や音響などにより、まるで本物をみているかのようなエッチな体験が楽しめます。

2016年6月12日には、東京・秋葉原のイベントスペースにて、日本で初めてとなる「アダルトVRフェスタ01」が開催されました。

大々的な告知はなかったものの、開場からわずか数分で場内は人、人、人!!会場の外にまで長打の列ができ、外で待機していた三社社たちは開始時間直前に入場中止となるなど、かなり注目度の高いイベントとなったようです。

アダルトVRにより若者のセックス離れが進む?

ピンク色の乳首、スイカみたいに大きなおっぱい…。アダルトVRを通して楽しめるエロコンテンツには、男のファンタジーを存分に盛り込んだ、女性像が描かれています。

いずれもリアルの女性からはかけ離れた「虚構」であることには違いなく、それを「ファンタジー」であると理解して楽しめるのであれば問題ないと思います。

しかしセックスを経験する前にこうしたコンテンツに慣れてしまうと、歪んだ女性像をもった若い男性が増えるのでは…という危惧しています。

実際、アダルトビデオが普及したことで、実際のセックスに対して「刺激不足」を感じる人も少なくありません。これが3次元空間でよりリアルに楽しめるようになると、いったい日本の未来はどうなるの…?心配でなりません。

セックスドールにはない、生身の女性の魅力を考えてみた

今後、アダルトVRが進化していくと、ますます「生身の女性に興味がもてない」という若者は増えていくことでしょう。

もし好きになった人がアダルトVR好きなオタク男子だった場合、私たちは「生身の女性」としてどのように彼の性癖と向き合っていけばいいのでしょうか。ここではセックスドールにはない、生身の女性ならではの魅力から「アダルトVRへの対抗策」を考えていきましょう。

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ダイナマイトボディと張り合わない

「もっときれいになろう!」と自分を磨くのは素敵なことですが、どんなに頑張ってダイエットをしても、エステに通っても、2次元の女の子にはかないません。

2次元の女の子と比べて、自分が劣っているところばかり見つけていたら、どんどん自信を失うだけ。恋には逆効果です。いくら気になる彼が巨乳好きだからといって、ダイナマイトボディに対抗するのはやめましょう。

「アダルトVRはあくまでも男のファンタジー。自分は今のままで大丈夫」と女性自身が理解することが大切です。

グループ交際から長期戦で勝負!

生身の女性に興味がないという男性は、恋愛ができるほど精神年齢が上がっていない人が多いです。そのため、いきなり異性からアプローチをされると「どうしよう、オレにはそんなキャパがないし」とテンパりがち。

心の底では異性に興味はあっても、失敗するのが怖くて「恋愛なんてめんどくさいし」と臆病になっていることもあります。いきなり付き合おうとせず、まずは仲良しグループの1人として彼と過ごす時間を楽しみながら、長期戦で勝負していきましょう。

彼だけの魅力を見つけてあげる

アダルトVRに登場する女の子はどんなにエッチ可愛くても、しょせん「ロボット」でしかありません。相手の感情を読み取り、思いやる力は生身の女性だからこそできること。彼ともう一歩距離を近づけたいなら、周りの人が気付いていないような彼だけの魅力を見つけてあげるといいでしょう。

今後ますます進化を遂げそうなアダルトVR。女性版もできたらいいなあと淡い期待を寄せながらも、「リアル」と「バーチャル」をきちんと理解したうえで、楽しんでいけるといいですね。