女性の膣でイケないことを「膣内射精障害」といいますが、今若い男性の間でこの症状が増えているそうです。
挿入に関する悩みといえば、「早漏・遅漏」が多いですが、最後までイケないとなると、永遠とピストン運動が続き、女性側もかなり負担になってしまうもの。
今回は、膣内射精障害の原因と解決策について考えてみたいと思います。
◆原因はオナニーにある?
この症状を引き起こす原因は、過激なオナニーにあると考えられています。
イクときに手で強く握る人、オナホールなどのグッズを使う人、床にペニスを擦りつける人などは、要注意。
普段から強い刺激に慣れてしまっていると、女性の膣圧では満足できなくなってしまうのです。
男女ともに言えることですが、セックスでは再現しがたいやり方で強烈な快感を体験すると、「こっちのほうが気持ちいいから」と上を求めてキリがありません。
最後までイケなくて悩んでいるというカップルは、まず男性側にオナニーのやり方を変えてもらうことからはじめてみてください。
強く握りすぎずに、カリなど感じやすい部分を擦るようにしながら、膣よりもきつくならないように加減をすることが大切です。
◆おかずとリアルの線引き
また最近、スマホやネットで簡単にエッチなコンテンツを見られるようになったことも、膣内射精障害の要因となっているといわれています。
自分の性的嗜好を知り、性感を高めるためのツールとして活用するのであれば悪くはないですが、それがあまりに現実からかけ離れすぎると、リアルの女性では満足できないといった問題も生じてきます。
「Hカップ以上の女性でないと興奮できない」「アソコが黒い女性をみると萎えてしまう」
これでは、ほとんどの女性とまともにセックスができなくなってしまいますよね。
おかずとリアルは別物。AVや漫画はファンタジーとして楽しむように、しっかりと線引きをすることも大切です。
ふたりでよりよいセックスをするために、オナニーで自主トレをつんでおくのは、男女ともに大切なことですが、やり方を間違えると「膣ではイケない」「彼の愛撫では満足できない」といった状態につながります。
セックスとオナニー。相互のバランスをうまく保ちながら、付き合っていけるといいですね。