回数よりも質!余韻が残るセックスを楽しむ方法

「一晩で最高何回やったことある?」といった質問から、“回数自慢”をしたがる男性は多いですが、セックスは回数を競うものではありません。

むしろ、「今日は3回ヤル!」などと決めてしまうと、単なる性処理に近いセックスになってしまいがち。女性の満足度は、反比例してしまいます。

それよりも、1回の質にこだわり、次の日も余韻に浸れるようなセックスをしたほうが幸せなはず。そこで今回は、好きな人の余韻が長く残るセックスのポイントについてご紹介します。

いつもとは違う雰囲気で

「これまで忘れられないセックスは?」と尋ねると、旅行先や高級ホテルなど非日常的な空間を重いかべる方がおおいでしょう。とくに女性はムードに弱いので、上質なセックスには「空間づくり」が欠かせません。

手っ取り早いのは「場所」を変えてしまうことですが、なかなか外泊ができない方は、せめて寝室の雰囲気を工夫してみましょう。

間接照明を灯したり、アロマを焚いたり、BGMを流したり…。「五感」を意識して、セクシャルな気分を刺激するのがポイント。「今日はちょっと雰囲気を変えてみない?」とパートナーに提案して、ふたりの好みにあわせた空間づくりを楽しむのもいいですね。

セックスの流れにも変化を

キスから始まって、胸を愛撫して…というお決まりの流れは、忘れましょう。たとえば、女性がうつぶせになり、背中へのタッチから始めてみる。奉仕する順番を逆にしてみるなど、セックスの流れに変化をつけると、新鮮さが蘇ります。いつもは触れないようなところも丁寧に愛撫すると、新しい性感帯と出会えることもあるでしょう。

セックスは食事と一緒です。お腹がすいてレストランを探すときは、「何が食べたい?」「うーん、アッサリ系がいいかな?」というような会話をしますよね。それとおなじで、セックスも「今日はどんなコースにする?」と話し合いをすれば、ふたりとも不満を募らせずに済みます。

オーガズムまでたっぷりと時間をかけて

最後はやっぱり時間です。セックスでイケないと悩む女性は多いですが、その要因のひとつに「前戯不足」があげられると思います。

ある調査では、女性がセックスでオーガズムに達するのにかかる時間は、最低20分といわれています。ひとりエッチでは5分足らずでイケる人でも、相手がいるセックスではおなじようにはいきません。

彼の前戯が単調だったり、バリエーションが少ない場合は、女性のほうから「してほしいこと」を提案してしまいましょう。

たとえば、「教師と生徒」「痴漢プレイ」など、役割を決めて演じ切るというのもいいかもしれませんね。最初は恥ずかしいかもしれませんが、そうしたアブノーマルなプレイを重ねることで、相手の隠れた一面を知るきっかけにつながるはず。

付き合いたての頃は、本能のままに何度も求め合うのが楽しい時期もありますが、半年や一年を過ぎたら1回の内容にもこだわっていきたいところ。次の日まで快感が持続するようなセックスをめざしてみてくださいね。