美しいものを見てもときめかなかったり、ラブソングを聞いても「アオクサ!」と思ったり…五感が鈍っていませんか?
運動不足だと筋肉が衰えてしまうように、五感も使わないと感覚が鈍くなってしまいます。そうなると、セックスをしてもなかなかスイッチが入らず、感じにくいカラダになるいっぽう。そのまま放置していると、マンネリやセックスレスなど、悪化の一途を辿ることになるかもしれません。
そこで今回は、特別なトレーニングなしで誰でも簡単にできちゃう、セックス中に五感を研ぎ澄ませる小ワザをご紹介します。
敏感に感じちゃうアイテムは「耳栓とアイマスク」
その方法とは、視覚と聴覚をシャットアウトすることです。私たちの日常は、情報と電子音であふれています。朝はスマホのアラーム音で目を覚まし、食事中や移動中もスマホでSNSやニュースチェックを欠かさないという方も多いのでは。特に、現代人は、視覚を多用しすぎており、なんと「五感全体の8割を占めている」ともいわれています。
たくさんの情報に囲まれて生活をしていると、いつも考え事をするのが習慣になり、不安やストレスから逃れられなくなります。さらに目を酷使することで、脳もクタクタに。これでは、彼の愛撫にも鈍感になってしまうはずです。
そんなとき、アイマスクと耳栓を使って、視覚と聴覚から入ってくる情報を遮断してしまえば、ほかの三つの感覚がムクムクと目を覚ましはじめます。
指先で肌に触れる感覚。彼の体にキスをしたときの味。ふわっと香る彼の体臭…など、忘れかけていた感覚が呼び覚まされることでしょう。
グッズがないときは、目を閉じたり、耳を手でふさいだりするだけでも効果があります。自分のあえぎ声が体に反響して、それもまた快感を高めるスパイスになるはず。
考えるのではなく、「感じる」体験を
まぁ、でも今回ご紹介したテクニックは、あくまでも応急処置のようなものなので、根本的に解決するには、少し時間をかかります。
休日はスマホやiPadを自宅に置いたまま、彼とふたりで外出をしましょう。できれば、山や川など人の少ない自然に行くことをおすすめします。今流行りのデジタルデトックスというやつですね。
週に1回でも、インターネットから離れて、五感に頼る時間を作れば、少しずつ感覚を取り戻せることでしょう。
幼少期に戻った頃を思い出して、考えるより「感じる」体験を大切にしてみてくださいね。