お疲れ気味で性欲のない彼を元気にするラブマッサージ

多くの時間を仕事に費やし、競争社会の中で生きている男性は、心もカラダも疲弊していることがあります。そうなると本来は優しい彼でも、女性に気を遣ったり、セックスに積極的になる余裕を失ってしまうことも。

そんなときは女性のほうから愛情あふれるマッサージで、そっと彼の疲れを癒してあげたいですね。今回は、初心者さんでもプロっぽくできる「マッサージのポイント」をまとめてみました。

プロのマッサージは「親指1本」

マッサージに慣れていない人は、5本指すべてを使ってがむしゃらに力を入れて揉みがちなのですが、これではすぐに指が疲れてしまいますし、マッサージをされている側も気持ちよくありません。

プロのマッサージで使うのは、親指1本だけ。体に対して垂直に指が入るようにして10秒間ぐらいかけてプッシュします。

肩こりや疲れの原因は、体に疲労物質が溜まって、筋肉を硬直させているから。そのままにしている疲れが慢性化し、病気に対する抵抗力が弱まったり、性的欲求も減少したりすることも。

マッサージによって、血液やリンパの流れを改善すれば、体が軽くなり、気持ちも前向きになります。

【症状別】ラブマッサージのポイント

イライラしている彼に

ストレスを溜めこんでイライラしている彼には、頭と肩の疲れを取ってあげるのが効果的。額の中央の髪の生え際から頭のてっぺんにある百会(ひゃくえ)というツボにむかって親指をすべらせ、ワンプッシュ。続いて、髪の生え際ラインからこめかみまで押します。

落ち込んでいる彼に

肩甲骨周辺がこっていると、反対側の胸の筋肉も固まりがちになり、呼吸が浅くなる原因に。肩甲骨のヘリに反って、親指を10秒間ずつ押します。

性欲が落ち気味の彼に

腰が固くなるとお腹側もつられて固くなり、骨盤内への血液の流れが滞って性欲不振につながることがあります。背骨から2~3センチ離れた両側に親指をおいて、肩甲骨のあたりまでじっくり指をすべらせて、こりをほぐします。

ED気味の彼に

下半身に元気のない彼は、そっと骨盤周辺のラインをやさしくマッサージしてあげると効果的。骨盤内の血行を促進することで、ペニスに血液が充満しやすくなります。普段触られないスポットなので、くすぐったいと感じる人もいるかもしれませんが、ふくらはぎ~太ももにかけて優しく指をすべらせながら、最後に仕上げで触れるようにするといいでしょう。

彼の元気がないときはムリに理由を聞いたり、セックスを求めたりするよりも、さりげなくマッサージをして健康管理してあげるのが一番。優しいタッチでさらに2人の愛を深めてくださいね。