お酒を飲むと人肌恋しくなって、ついつい大胆なボディタッチが増えてしまう……。お酒を飲みすぎて苦い失敗をしてしまった女性も多いのでは。
なぜ女性はお酒が入るとセックスしたくなるのでしょうか。今回は意外と知らない、女性とお酒とセックスの関係を探ってみました。
お酒を飲むと「テストステロン値」があがる
お酒を飲むと女性がセックスしたくなる理由。そのキーワードはずばり「テストステロン」にあります。アルコールによって男性ホルモンの一種「テストステロン」の分泌量が増えると、性欲が上昇し、セクシーな気分になるのです。
海外ではテストステロンを染み込ませたパッチが、女性用バイアグラとして売られています。これを週2回貼ることでセックスレスだった女性が、月に一度は満足のいくセックスができるようになったという調査結果もあるほど、テストステロンが女性の性欲に与えるインパクトは大きいのです。
お酒を飲むと「ドーパミン」の分泌も増える
またお酒を飲むと「ドーパミン」の分泌量も増えます。ドーパミンは、脳内で「楽しい・心地よい」といった感情を生み出す神経伝達物質。
アルコールを摂取することでドーパミンが体内に増えると、気分が高揚。性欲をつかさどる脳の視床下部が刺激され、ムラムラしてくるのです。
生理周期が関係していることも……
女性の場合は、排卵期になると“エストロゲン”というホルモンが分泌されるため、体が「精子を受け入れやすい状態=男性を欲する時期」になります。排卵期は心も開放的になりやすい時期なので、この状態でお酒を飲むと「男性に抱かれたい」と感じるようです。
さらに生理前になるとエストロゲンの分泌量が一気に下がり、“プロゲステロン”という攻撃性の高いホルモンの分泌が増えます。ホルモンバランスの変化により、体調不良を引き起こしたり、お肌が荒れたり……。情緒不安定になる女性も多く、そういうときにちょっと優しくしてくれる男性がいると「今夜はしてもいいかな」という気分になりやすいようです。
お酒に頼るときはくれぐれも注意を
飲酒量が増えるとよりオーガズムが長くなり、セクシーな気持ちも長く持続したという調査結果も。日常のストレスで性欲が低下していたり、彼との久々のセックスで緊張してしまう……。そんなときはリラックスするために、お酒の力に頼るといいかもしれません。
ただし男性の場合は、お酒を飲みすぎるとテストステロン濃度が低下します。ベロンベロンに酔っぱらって、いざというときにアソコが立たなかったという悲劇に見舞われないよう、くれぐれも注意が必要ですね。