足ピンオナニー派の私がセックスでイケるようになるためにやったこと

皆さん、足ピンオナニーって聞いたことありますか?その名の通り、両脚をピンとまっすぐ伸ばした姿勢でするオナニーのこと。あおむけでする人、うつぶせでする人など体の向きは様々ですが、「脚をまっすぐ伸ばすとイキやすい」というのは女性の共通のようです。

かくいう私もかれこれ20年以上、足ピンでオナニーをしています。誰に教わったというわけでもなく、物心ついた頃からずっと足ピンに慣れていたので、それ以外の姿勢でイクことができませんでした。

当然、セックスでは何年もオーガズム未経験の時期が続いたのですが……快感に貪欲な私は、「セックスでもイキたい!」と強く思うようになり、それから足ピンオナニーに慣れてしまった女性でもセックスでイクための方法をいろいろと考えては実践してみたのです。

足ピンさんがセックスでイク方法1:開脚してオナニーをする

オナニーではイケるのに、どうしてセックスではイケないんだろう……と悩んだ私が思いついた一つ目の解決法は、足ピンオナニーを卒業してみることでした。

長い間慣れ親しんだやり方に別れを告げるのは寂しいものでしたが、これも彼とのセックスでもっと感じられるようになるため…とトレーニングのつもりで特訓に励むことに。

最初は足ピンで感度を高めつつ、「そろそろイクかも~」というタイミングでM字開脚にしたり、ひざを伸ばしたまま開脚をしたり、なるべくセックスのときを再現しながらイク練習をしました。それまでは足を閉じることで内ももに力を入れてオーガズムに達するクセがついていましたが、少しずつ膣やお腹など違う場所に力を入れるように心がけると長年染みついたクセが矯正されていく感じがしました。

それでも最後は「あぁーもう我慢できない!もどかしい!」と足ピンに戻ってしまうことも。オナニー歴が長い人ほどこの方法で矯正するのは難しいかもしれません。

足ピンさんがセックスでイク方法3:膣の中を開発する

次に試したのは、新しい性感帯を開発すること。私は物心ついた頃から足ピンでクリトリスを刺激するのが定番のオナニースタイルでした。

でもいざセックスをしてみると、おちんちんは膣の中しか刺激してくれないし、前戯でクリトリスを的確に愛撫してくれる男なんていないし…。こりゃ、クリトリス以外の性感帯を自分で磨かなければずっとイケないんじゃないか……と気が付いたのです。

クリトリスと並んでポピュラーな性感帯といえば、Gスポットですよね。オナニーではM字開脚をして、中指を膣に挿入し、指の腹でお腹側の膣壁を撫でたり、押したりしてGスポットと交流をはかりました。最初はぼ~んやりとした感覚であまり気持ちいいとは思いませんでしたが、一緒にクリトリスを触りながらたまに膣に力を入れたりしているうちにちょっとずつ感じるようになっていきました。

Gスポットが開発されたことで挿入の満足度は格段にUP。しかしそれでも足ピン以外の体位でイクのは困難でした。

足ピンさんがセックスでイク方法3:膣トレに励む

yoga-1812695_960_720Gスポットの開発と並行して膣トレにも励みました。膣トレとは、子宮や卵巣、膀胱などを支えている「骨盤底筋」という部分を鍛えるトレーニングのこと。呼吸にあわせてお尻の穴や膣を緩めたり締めたりするだけの簡単な運動なので、場所を選ばずいつでも鍛えられます。

なぜ膣トレをしようと思ったのかというと、私は長年「足ピンで太ももに力をいれることでオーガズムに達するクセ」が染みついていたので、足を曲げたり開いたりしている状態でも膣の力を自由自在に操れるようになれば、セックスでもイケるんじゃないか…と思ったからです。

私はかれこれ3年近く続けていますが、最近は体に触らずに膣にキュっと力をいれるだけでじんわ~り全身に快感が走るようになりました。即効性はありませんが、膣トレは本当にセックスの感度があがります!

足ピンさんがセックスでイク方法4:挿入の途中で体位を足ピンに変える

自主トレでダメなら、彼とのセックスを工夫してみること。個人的には、挿入の途中で足ピンを取り入れてみる…という方法が一番楽ちんでおすすめです。

普通、セックスのときって正常位だと女性がM字開脚をして挿入しますよね。この状態から彼に片足ずつあげてもらって、その間から足を1本ずつ伸ばしていけば、両脚が伸びた姿勢になります。

正常位での足ピンは挿入が浅めになるので、Gスポットをピンポイントで刺激できてすっごく気持ちいい~!

バック、騎乗位でも同じように女性が脚を伸ばすことはできるので、普段のオナニーの姿勢を再現するつもりで彼におねだりをしてみてくださいね。

足ピンさんがセックスでイク方法5:ピストン運動の主導権を握る

かたくて太いおちんちんがGスポットをめがけて、ズンズン……と振動する様子はとても気持ちいいですが、女性のオーガズムのことを考えると激しすぎるピストン運動はかえって快感の邪魔となることも。

足ピンの姿勢になったら、ピストン運動の主導権は女性側が握りましょう。「もう少しでイケそうだからゆっくり動いて」「静止して」など、どんどん言葉で体の様子を実況中継していきます。

足ピンさんでも、そうでなくても、セックスでイクためには男性側の協力が必要不可欠。フィニッシュの瞬間は、女性が主体的になって快感を呼び寄せてくださいね。