外イキと中イキの感覚って、どう違うの?

cb99a11839012f633f3d06b7034371bf_s女性のオーガズムには「外イキ」と「中イキ」の2種類があるのは、すでにご存知の方も多いですよね。でも、その二つが具体的にどんなふうに違うのかと聞かれると、答えにつまるのではないでしょうか。

もっと彼と気持ちいいセックスをしたい!と思っているなら、オーガズムの知識を学んでおくのは重要なポイントです。というわけで今回は、外イキと中イキの違いについて、解説をしていきます。

 

外イキ(クリトリスで感じるオーガズム)

まずは外イキから。外イキは、クリトリスを刺激することで得られるオーガズムのこと。セックスでは、指や舌で刺激するのが一般的。

クリトリスは、男性の体では、「亀頭」に相当する部分。実際に指で包皮を広げてみればわかりますが、亀頭と比べるとかなり小さいです。

小豆ほどの表面積に、たくさんの神経が集まっているので、とても敏感な部位だということがわかりますね。

ちなみに、クリトリスは、女性が気持ち良くなるためだけについている器官といわれています。もちろん個人差はありますが、中イキに比べて、オーガズムのコツをつかみやすい部分です。

 

中イキ(Gスポットで感じるオーガズム)

続いて、中イキについて。中イキとは、膣の中にある「Gスポット」という性感帯でオーガズムを感じること。

中イキは、クリトリスで感じるオーガズムに比べて、難易度が高いのが特徴です。

筆者も数年前、「中イキってどんな感覚なんだろう?」と興味を持って、ひとりエッチのときに指を中に入れて開発をしたことがありますが、いまだに「Gスポット単体」での刺激でイケることはほとんどありません。

彼とのセックスでは、クリトリスを一緒に刺激するのが定番スタイルです。だから、「挿入でイケない…私っておかしい?」と焦ることはまったくありません!!

そもそも、もともとひとりエッチで、膣の中を刺激する女性は少ないので、セックスで彼に指をガシガシされても「……そこじゃない!」と冷めてしまう人がほとんど。

一方、男性側は、AVで間違った知識を学んでいるので、「指ピストンを極めれば、女性はイク」と勘違いしていることも。

挙句の果てに、女性が自分の思った通りのリアクションをとらないと「イケないの?」「感度悪くない?」など、自分のテクニックを棚にあげて、女性にダメ出しする始末…。

そんな彼の身勝手な発言に振り回されないためにも、女性のほうが「中イキ」に対して、正しい知識を持っておきたいですね。

 

外と中、感覚の違いは?

Gスポットは、クリトリスの脚にあたる部分なので、「外イキ」「中イキ」という言葉はあるにしても、どちらも同じ器官でオーガズムを得ていることには変わりありません。

じゃあ、快感も一緒なのか?というと、筆者の個人的な経験では、外イキはクリトリスの周辺がじわーんと温かくなって、ふわっと気持ち良くなる感じ。

それに比べて、中イキはもっと体の深いところで感じているような気がします。

クリトリスとGスポットを同時に刺激すると、挿入している指やペニスに膣がべたーっとまとわりつくような感覚があって、ぎゅーっと締め付けながら、到達地点までくると体の内側から全身に強烈な快感が溢れ出る感じ。

クリトリスだけでイクときよりも、頭の中のスカっとする、鋭い感覚があり、精神的な充足感も得られます。

だからセックスで彼がクンニをしているときも「指も指も~」とついおねだりしてしまいます。

あくまで一例ですが、筆者の場合は、クリトリスでの快感しかしらなかったときよりも、セックスのバリエーションが広がりました。

これまであまりオーガズムについて意識をしてこなかった方は、ひとりエッチやセックスで、外イキと中イキの違いを探求してみてはいかがでしょうか。新たな快感の扉が開けるかもしれません。