座位でもっと気持ち良くなるポイント【2人で感じる体位】

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日本の四十八手のなかでは居茶臼(いちゃうす)と呼ばれ、昔から親しまれている「対面座位」。

「安心感がある」という理由から、カップルにも人気のある体位ですが、すぐに抜けてしまったり、よく動き方がわからないという人も多いのでは?

そこで今回は、座位をもっと楽しむコツをお話していきます。

 

◆座位の魅力って?

他の体位では味わうことのできない「座位」ならではの魅力は、“お互いの顔を見つめあうこと”にあります。女性にとっては、お姫様気分を満喫できるため、この体位を好む人も多いでしょう。

キスをしたり、会話を楽しんだり、挿入したまま休憩をとりたいときにおすすめ。セックスの間に言葉を交わすと親密感がグッと増します。「○○くんと1つになれてすごく幸せ」「これからもずっと一緒にいようね」など、普段は恥ずかしくてなかなか言えないことをあえて言葉にしてみるといいでしょう。

また、対面座位は、女性のほうが座高が高くなるので、その特性をいかして、彼の首や頭に手をまわして、胸で抱きかかえるような姿勢をとるのもアリでしょう。おっぱい好きの男性には、たまらないスキンシップとなるはず。

 

◆ピストン運動は、女性がリードして

対面座位は、男性が腰を落としているため、ピストン運動をしようとしても限界があります。女性がゆっくりと動いたり、上体をそらせたりして、さりげなくリードするといいでしょう。

女性が少し腰を浮かせるようにして、ペニスが抜けるか抜けないかギリギリのところで停止、そこから一気に腰を沈めると、膣の奥深くまでペニスが挿入される過程を楽しむことができます。同時に男性が腰を突き上げるようにすると、さらに深く挿入されて気持ちいいはず。

太ももが疲れてしまったときは、挿入したまま女性が後ろに手をついて上体をそらすようにして、腰を動かすのも◎。このとき男性は女性の胸やクリトリスを愛撫するようにすると、さらに快感がUPするでしょう。

 

◆受けと攻めを決めて「抜けやすさ防止」

正常位や騎乗位で、性器を結合したまま対面座位につなげたいときは、上半身をぴったりと密着させて起き上がるのがポイント。男性が女性を抱きかかえるようにすると、楽にできます。

腰を振っている間にペニスが抜けてしまう場合は、受けと攻めを決めること。2人で一緒に動いてしまうと、タイミングがあわずに抜けやすくなります。彼が下から突いてくるときは、女性は受け入れることに集中する。彼が休憩したら、女性が腰を動かす、といった具合に。

 

◆座位ならではの「甘い雰囲気」を楽しんで

激しいピストン運動やオーガズムを求めるのであれば、あらかじめ正常位やバックを堪能してから、インターバルとして、対面座位を取り入れるのがポイント。

特に、男性にとって、長時間腰を振り続けるのは、思いのほか体力のいるものです。激しい体位の合間に、座位で彼の体力が回復するのを待てば、「また私がオーガズムを迎える前に、射精しちゃった…」ともどかしさを抱えることもなくなるでしょう。

座位はイチャイチャしながら甘い雰囲気を味わうための体位。激しく動いたりせずに、まったりとした時間を楽しむようにしましょう。