クンニが苦手な女性っていますよね。
でも、男性のほとんどがフェラを好むように、女性だって舌で性器を愛撫されると気持ちいいもの。「舐められてもくすぐったいだけ」「指のほうが感じる」という人は、まだクンニのすばらしさに気付いていないだけかもしれません。
愛する人とのセックスで、自ら「快感」に蓋をしてしまうのはもったいない!というわけで、今回は、クンニでもっと感じるコツを学んでいきましょう。
◆彼のポイント、ズレてない?
「舐められてくすぐったい」と感じる場合は、彼のやり方に問題があります。クンニで感じるためには、愛撫するポイントを正しく理解するのが、基本中の基本。
犬のようにベロベロと闇雲に舐めたり、お尻の割れ目に唾液が流れ落ちるぐらい、アソコに“唾”をぶっかけるのは、残念なクンニの一例。このような「舐め方」をする彼には、女性から「こうしてほしい」と伝えてあげると親切でしょう。
◆こうすれば感じる!
女性がクンニで感じるポイントは、クリトリスと小陰唇の2箇所です。たまに膣の中に舌をねじ込んでくる男性もいますが、これでは女性のほうはあまり気持ち良くありません。舌は外攻め用、指は中攻め用。しっかり使い分けを。
愛撫の方法は、舌先でチロチロと刺激したり、円を描くように舌を動かしたり、唇でやさしくハムっと甘噛みしたり……2人で会話をしながら、お好みのものを探してみて。
女性が自分の手で性器を触って、「この辺が気持ちいい」「このぐらいの強さでしてほしい」と具体的に伝えてあげると、彼の上達スピードも早くなります。
感じるポイントが見つかったら、そこからは長期戦です。クンニでオーガズムに達するまでの時間には個人差はありますが、最低でも20分は粘ってみて。
「もう少しでイキそうなの」「それすっごく気持ちいい」「大丈夫?疲れてない?」など、彼のモチベーションを維持も忘れずに。彼には少し“苦行”を強いることになるかもしれませんが、愛さえあれば“アゴの筋肉痛”など気にならないはず。
◆奉仕されることにも、貪欲に!
ちなみに筆者は、恋人でもない男性との初セックスで、1時間以上、クンニをしてもらったことがあります。もちろん、オーガズムを迎えた頃には、彼のペニスはすっかり萎えてしまっていたので、挿入することなく、次の日を迎えましたが、なぜか彼はとても誇らしげに朝食をとっていました。
「あごは疲れたけど、喜んでもらえたからうれしい」
男性からこんな一言を聞けるセックスって、すばらしいと思いませんか。愛のあるセックスとは、自分よりも、相手の満足度を優先すること。しかし、日本の女性は、セックスで自分の快感に目を向けられていない人が多いので、どうしても「挿入や射精に偏ったセックス」をしてしまいがち。
でも、それでは、いつまでたっても男性は女性の体を理解することができず、男のマスターベーションのためのセックスから抜け出すことができません。
大切なのは、男性から奉仕に遠慮しないこと。愛する人から「大事なところを愛撫してもらっている喜び」を感じることができれば、きっと2人はハッピーになれるはず。
写真:Freedigitalphotos