PINKYには「クリトリスで感じる方法」をまとめたコラムがたくさんあります。その理由は、女性がイキやすい部位だから。
しかし多くの男性は、いまだに「女性器で感じる場所=膣」と勘違いしているのが現実です。膣に固執したテクニックを繰り返す男性には、女性のほうから「こっちも感じるの」とクリトリスとご対面をさせてあげましょう。
◆クリトリスは繊細!いきなり包皮を剥くのはNG
クリトリスはとても敏感な器官なので、普段は包皮に包まれています。
構造や快感がペニスに似ているため、いきなりビラっと皮を剥いてしまう男性が多いのですが、それではダメ。
クリトリスがびっくりして引っ込んでしまい、快感どころか痛みの原因となってしまいます。
最初は下着の上からそっと触るぐらい慎重に。
クリトリスは感じてくると、ぷくっと膨らみを帯びてきますが、それでも直接触れるのは避けて。
クリトリスの上部(お腹側)に指を当てて、軽く上に引っ張るようにすると、亀頭の先端がちょこっと顔を出すはず。
◆クリトリスに触れるときは「潤い」をプラスして
クリトリスとご対面できたら、次に気をつけたいのが「潤い」です。
乾いた指で摩擦をすると、痛みの原因になります。膣が湿っている場合は、小陰唇のほうに指先を這わせて、愛液を利用しましょう。
小陰唇は男性の陰嚢(タマ)にあたる部分。ここ自体は、さほど性感はありませんが、指を往復させることで体の中に隠れている「クリトリスの脚の部分」が刺激されて、感度が高まります。
指ですくった愛液は、クリトリスに優しく塗りこみます。愛液が少ないときは、唾液やローションを使うのも◎。
◆タッチのポイントは「そっと転がす」ように
最後に知っておきたいのが、タッチの方法です。
男性は「彼女をイカせる」となると、ついつい指先に力が入ったり、激しいピストンしがちなのですが、それでは永遠にオーガズムは得られません。
クリトリスに触れるときの力加減は、「スマホを操作するときの“チョン”と軽く触れる感覚」。
指を動かすときは押し付けるのではなく、パソコン用のマウスのトラックボールを操作するように「軽く転がす」のがほどよい加減という例えがあります。
あとは女性がオーガズムを迎えるまで、単調な動きを根気強く続けるだけ。
マスターベーションのときは、膣よりもクリ派の女性が圧倒的に多いのです。自分でイク感覚を覚えている分、オーガズムへの難易度はそれほど高くありません。
前戯で一度イカせてもらえば、挿入の感度もさらにアップするはず。ぜひチャレンジしてみてくださいね。