自分や相手のコンプレックスと向き合ったことはありますか?
セックスに関するコンプレックスはなかなか打ち明けにくいという人も多いかと思いますが、それらを心の内にしまっているうちは気持ちのいいセックスをすることができません。
それどころか「愛する人に嘘をついている」という罪悪感で、自分に自信を持てなくなったり、セックスそのものが「つまらない・味気ない」と感じるようになる人も。
■「一度も女性をイカせたことがない」という悩み
ある男性(35歳)から、恋人とのセックスについてこんなお話をきかせていただきました。
「僕はこれまで3人の女性とおつき合いをしてきたのですが、自分の外見やテクニックに自信がなく、セックスにも積極的になることができませんでした。でも現在の彼女(26歳)に出会い、女性との向き合い方が一気に変わりました。
付き合い始めて1ヶ月ほどの頃、彼女が『私、これまでセックスで一度もイったことがないの』と言ってきたのです。もともとセックスに自信のなかった僕は、もうお手上げ状態でしたが、彼女が素直に悩みを打ち明けてくれたことで、それ以降のセックスは『どこが気持ち良い?』など、会話をしながらするようになったのです。
まるで保健の授業のように、明るくした部屋で性器を見せあいながら「私が好きなのはここ(クリトリス)で、強く触ると痛いから、このぐらいの強さで舐めて』といったやり取りを重ねました。
今では挿入の前に彼女を一度イカせてあげるというのが、ふたりのお決まりのコースになっています。彼女がイク姿を目の当たりにすると、自然と自分に自信が持てるようになり、以前と比べて、恋愛やセックスと前向きに向き合えるようになりました」
■好きな人の前では心を解放しよう!
「セックスでイケない」という悩みは、多くの女性が抱えていることですよね。本当はイっていないのに、男性を傷つけないために『演技をする』という女性もたくさんいます。
セックスは「ありのままの姿」をさらけ出す行為であるからこそ、好きな人の前では「なるべくコンプレックスは隠したい」という気持ちもよくわかりますが、コンプレックスを誤魔化しながらするセックスでは、自分も相手も気持ちよくなれるはずがありません。
冒頭のお話に出てきた女性のように、素直に打ち明けてしまったほうが、心の通い合うセックスができるようになりますし、「女性をオーガズムに導くことができる」という事実は、男性に他の何かでは補いようがない「自信」を与えることもできるのです。
信頼できるパートナーをみつけたら、「誰にもいえなかったんだけどね・・・」と切り出してみるといいでしょう。
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