生理痛、冷え性…不調の原因は血流にあった!血流美人になれる食生活

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生理痛、PMS、むくみ、肩こり、腰痛…。女性特有の不調をあげてみると本当にキリがありません。体のコンディションが万全でないと、彼との性生活にも影響が出てしまうもの。

なんとなく最近、性欲を感じにくい…と思ったら、それは体が悲鳴をあげているサインなのかも。今回は女性たちの体と心のお悩みを解決するカギを握っている「血流」に注目して、いつまでも健康で美しく輝き続けるための方法をご紹介します。

血流の悪い女性が増えているわけ

毎月のようにやってくる生理。それとセットでPMSや生理痛が慢性化しているけれど、病院に行くほどでもないし…。なんとなくそのままにしてしまう女性も多いでしょう。実はそれらの不調には「血の巡りの悪さ」が関係しています。

とくに最近の若い女性たちの周りには、無理なダイエットや食生活の乱れ、不規則な生活、SNSや人間関係によるストレス、肌を露出するファッションなど、血流が悪くなる原因が大いに潜んでいます。

血流が悪くなると体内に老廃物が溜まり、細胞の働きも衰えるため、体の冷えを引き起こします。この「冷え」が生理痛やPMS、肩凝り、片頭痛、便秘といった不調を招いているのです。

あなたの血流は大丈夫?見た目で分かるドロドロ血チェックリスト

血流が悪い人は、血が粘度の高い“ドロドロとした”状態になります。ドロドロ血は、血管内をスムーズに流れることができませんから、血の巡りを悪くしてしまうことは明らかですよね。

いったいどんな生活を送っていると、血がドロドロになってしまうのでしょうか。次の項目で、ドロドロ血を招く悪習慣チェックリストを確認していきましょう。

生活習慣チェックリスト

□食事時間が不規則である
□丼ものや麺類など、単品の食事が多い
□揚げ物が好きで、よく買ったり外食で食べたりする
□冷たいお茶やジュース、清涼飲料水をよく飲む
□根菜類の煮物などはめったに食べない
□週に2回以上インスタント食品を食べている
□週に1回以上ファストフードを食べている
□週に1回以上ラーメンを食べに行く
□味が濃いもの、塩辛いものが好きだ
□ケーキやクッキーなどの洋菓子をよく食べる
□おやつにスナック菓子を常備している
□ついつい食べ過ぎる
□早食いであまり噛まない
□お酒を毎日たくさん飲む
□たばこがやめられない
□1日に歩く時間は20分以内だ
□運動不足である
□バスタイムはささっとシャワーですませている
□夏の間はクーラーをつけっぱなしで寝る
□睡眠が足りない、または寝る時間が不規則だ
□呼吸が浅い
□加工食品をよく食べる
□旬のものが何かよくわからない

(出典:赤澤純代『温め、流し、排出する この3段階で若返る!血流美人』ワニブックス)

上記のチェックリストで5つ以上チェックがついた人は、血流が悪い傾向にあるそうです。たくさんチェックがついたけど、体は元気だから大丈夫、という人も油断は禁物。

血流の悪さは、糖尿病や高脂血症、子宮内膜症やガン、心臓病などの病気にもつながります。早めに生活習慣を改善しておきたいですね。

血流の悪さが引き起こす深刻な病気

血流が悪くなると、体にどんな影響が出てくるのでしょうか。体と心、美容の3つの観点からまとめてみました。

1.体の不調

頭痛、腰痛、生理痛、PMS、子宮内膜症、痔、肩凝り

2.心の不調

イライラしやすくなる、うつ病になりやすくなる

3.美容への悪影響

目の下のクマ、歯茎や唇の色が紫色になる、シミやシワになりやすい、肌のくすみ、肌荒れ、太りやすくなる

女性は男性よりも血流が悪くなりやすい

冷え症といえば女性に多いお悩みというイメージはありますが、そもそも女性は男性に比べてどうして冷えやすい(血流が悪くなりやすい)のか、はっきりとした理由が分からない人も多いのでは。

その理由のひとつは、筋肉量の違いにあります。女性のほうが体の熱を作り出す「筋肉」が少なく、皮下脂肪がつきやすいため、体が冷えやすいのです。

また血流をスムーズに循環するには、血流を心臓に送り出す「筋肉ポンプ」の働きが重要になりますが、女性の場合、筋肉量が少ないためポンプの力が弱く、血が滞りやすいのです。

さらに、女性には子宮や卵巣など、たくさんの血液を必要とする器官があることも、血流を悪くさせる原因につながっています。

現代社会では男性と肩を並べてバリバリと仕事をする女性が増えてきたので、職場では男女の性差なく同等に扱われることも多くなりましたよね。

しかし体の作りは男女で大きく異なり、女性のほうが疲れやすく、不調に悩まされやすいのは変わりありませんから、たかが「生理痛ぐらいで」「冷え症なんて」と無理せずに、女性自身が体をいたわる習慣を心がけたいものです。

血の流れを良くする食生活のポイント

最後に、血の流れを良くする食生活のポイントをまとめておきます。食事は毎日のことですから、健康に直結するもの。すべてを実践するのは難しくても、できるものからとりいれていきましょう。

インスタント食品は避ける

インスタント食品は熱処理して大事な栄養素が抜けているうえ、動脈硬化の原因につながる食品添加物もたくさん含まれています。どうしても自炊する時間がないときは、サラダや果物をプラスするなど工夫してみてください。

炭水化物やお砂糖は「茶色のもの」を

食パン、うどん、白米、ケーキ、など「白い食品」からできているものばかり摂取するのも要注意。白い食品というのは、ビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素を精製して取り去ってしまっているため、カロリー過多・栄養不足になりやすい傾向が。玄米や全粒の小麦粉など普段から茶色い炭水化物やお砂糖を摂るように心がけましょう。

コーヒーは1日2杯まで

カフェインは毛細血管の流れである微小循環系に悪い影響をもたらすうえ、鉄分の体内への吸収を阻害し、亜鉛やカルシウム、カリウムなどのミネラル分、ビタミンCやB群を奪うことで、エネルギーの代謝に支障をきたすことも。コーヒーや緑茶などカフェインを多く含む飲み物は1日2杯程度にして、喉が渇いたら麦茶やルイボスティなどカフェインフリーの飲み物に置き換えてみましょう。

オメガ3、オメガ9で血液サラサラに

血流の改善には「油」が欠かせません。といっても、摂取するときは“いい油と悪い油”を見極めることが大切。積極的にとりたいのは、鮭やマグロ、イワシなどに多く含まれるオメガ3。オリーブオイルやアーモンド、アボカドなどのオメガ9。

なるべく摂取を控えたほうがいいのは、マーガリンやショートニング、揚げ物、菓子パン、スナック菓子など。これらのファストフードには「トランス脂肪酸」という体に悪い油が多く含まれていて、ドロドロ血のもとになります。ファストフードはお手軽で美味しいものが多いですが、体のことを考えると摂取は控えたほうがよさそうです。

まとめ

今回は、生理痛やPMSといった女性特有の不調をもたらす原因が「血流の巡り」にあることを説明したうえで、食生活から血の流れをよくする方法をご紹介しました。

食生活以外にも、「毎日お風呂に入る」「腹巻や靴下、マフラーなどを身につける」などして、体を冷やさないようにすること。「1日20分以上歩く」「ストレッチをする」など、適度な運動を続けることも大切です。血流美人を目指して、毎日少しずつ続けていきたいですね。