男女の性器の作りは似ている!セックスでもっと感じる女性の性感帯

「彼の愛撫が的外れ」「セックスが気持ちよくない」と不満を漏らす女性は多いもの。ところが彼女たちに「自分の性感帯をちゃんと彼に伝えてる?」と聞くと、自信をもって首を縦に振る女性はほとんどいません。

彼女たちの多くは、相手を喜ばせることが大好きで「フェラのテク」や「ペニスの性感帯」のことなら任せて…と自分のテクニックに自信を持つ人もいます。それなのにどうして自分の性感帯のこととなると、これほどまでに無知なのでしょうか。

そこで今回は、女性の性感帯をテーマに、彼にも伝えやすい感じる部位と触り方のヒントをお届けします。

男女の性器の作りはほとんど同じ?

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突然ですが皆さん、おちんちんとおまんこって、まったく別物だと思っていませんか?

その答えは、NOです。たしかに見た目はまったく別物ですが、それぞれの部位を細かくみていくと、男女の性器のつくりってほとんど一緒ということがわかるんです。

彼と私の体が同じ、ということが分かれば、フェラテクに自信のない方でも自分が感じる性感帯をヒントにして相手にサービスすることができますよね。

逆に、クンニや手マンがイマイチな彼なら、彼のおちんちんを使って「私の性感帯はね…」と説明することで、上手に教育することができちゃいます。

そんなわけで、気になる男女の性器の対応表をご紹介しましょう。

女性:クリトリス=男性:亀頭

女性が感じる性感帯NO.1といえば「クリトリス」です。オナニーでもクリトリスを刺激する女性は多く、言わずと知れた不動の人気を誇る性感帯です。

ところがセックスになるとここを見落としがちな男性って多いですよね。膣に指を入れる前に触ってくれたとしても、刺激が強すぎたり、微妙にポイントがズレていたり…。敏感な性感帯だけに的確な愛撫をマスターするにはそれなりに時間と労力、コミュニケーションを要します。

でも、クリトリスがおちんちんの先端部分「亀頭」にあたる部位だということが分かったらどうでしょう。フェラチオをするとき、歯を立てたり、強めにしごいたりすると、「先っぽがヒリヒリする」「血が出たー!」なんてトラブルにつながりますよね。

そうなんです、亀頭もクリトリスもとっても傷つきやすい性感帯。優しすぎるぐらいのソフトタッチがちょうどいい刺激ということです。クリトリスは亀頭のミニチュア版と覚えておきましょう。

女性:小陰唇=男性:裏スジ

膣の周りを囲んでいる、クシュクシュとしたヒダは「小陰唇」と呼ばれています。ここは男性器の裏スジに相当する部位です。言われてみれば、あのシワシワ具合…なんか似ているような気がしませんか。

男性は、裏スジを舌先でチロチロと舐めたり、シワを伸ばすように手でしごいたりすると敏感に反応します。これと同じで、女性もクンニリングスのときに小陰唇を舌全体でベロンと舐められると気持ちいいんですよ。

小陰唇と裏スジ。どちらも恥垢がたまりやすい場所なので、シャワーを浴びるときにシワを伸ばすようにして指の腹で丁寧に洗うこと。セックスの前に一緒にお風呂に入る場合は、お互いに洗い合いっこしてもいいかもしれませんね。

女性:大陰唇:=男性:睾丸

小陰唇の外側にあるふっくらとした脂肪の塊は「大陰唇」と呼ばれています。ここは男性器の「睾丸(タマ)」に相当する部分。

睾丸を口に含んでキャンディーを舐めるようにボールを転がすと喜ぶ男性は多いです。女性も大陰唇を指で押したり、なぞったりすると、ぞわぞわ~とした快感が走ります。

クリトリスやGスポットとは違った気持ちよさで、下着の上からふっくらとした厚みのある大陰唇を指で押すとアソコがじんわり濡れてくるのが感じられるかも。ゆっくりと焦らしながらじわじわと快感を高めたいときは、大陰唇に寄り道すると効果的です。

性感帯の教え合いっこはオーラルセックスで

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さてここまでくれば、すっかりアナタも男女の性器マスターです。続いては頭にいれた知識をどうやって普段のセックスで活かしていくか…という問題ですよね。セックスに関する知識は自分ひとりだけが持っていても、相手に伝えなければあまり意味はありません。

お互いの性感帯を教え合いたいときは、オーラルセックスをうまく活用してみましょう。できればふたりが一緒に気持ちよくなれる、シックスナインがおすすめです。

「クリトリスをこんなふうに舐めてみて」と言いながら、彼の亀頭を自分のクリトリスに見立てて好きなように舐めてみましょう。彼の愛撫が強すぎたり、ポイントがズレているときは、指を使って「この辺のほうが気持ちいいかも」と軌道修正してあげます。

「このぐらい」と言いながら、強さやリズム、舌使いを教えることで、彼のクンニテクは見違えるほど上達していきますよ。小陰唇や大陰唇などそのほかの性感帯も、対応する部位を参考にして伝えてみてくださいね。

自分が感じる部位は相手にとっても性感帯!

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自分は普段からたくさん満足させてもらってるから、今度はフェラテクを磨いて彼にお返ししてあげたい…というときも、男女の性器の作りが頭に入っていれば効果的に刺激することができます。

フェラチオ以外にも全身に広がっている性感帯は、男女ともにそれほど変わりはありません。よく男性の性感帯は「ペニス一点集中型」と言われがちですが、乳首や耳、首筋なども女性と同じように感じるので忘れずに愛撫してあげたいところ。

「自分にはおちんちんがないからわからない」という方も、自分が感じる部位は相手にとっても性感帯と考えれば、もう少し積極的に愛撫を楽しめるようになるでしょう。性別の違いにとらわれることなく、たくさんサービスしてあげてくださいね。

くすぐったいところは性感帯が隠れている証拠

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最後にもうひとつ。男女ともに言えることですが、性感帯って最初の頃は触られると「くすぐったい」と感じることがほとんどです。

もし過去に彼からクリトリスを触られて、くすぐったいと感じた経験のある方は、そこで諦めずに辛抱強く刺激を続けてもらいましょう。セックスで難しいなら、ぜひオナニーのときに刺激してみてください。自分の手なら力加減を調整しやすいので、彼に触られるよりも早く性感帯が開発されていくはずです。

お互いの体に隠れた性感帯をひとつでも多く見つけるつもりで、これからもセックスを楽しんでくださいね。