セックスで毎回イケるという女性はまだまだ少数派。しかし行為後に「イった?」と必死な顔を浮かべる彼を見ると、申し訳ない気持ちになって真実を伝えることに後ろめたさを感じてしまいますよね。このような時、どう対処するのがベストなのでしょうか。
女がイク瞬間を見抜ける男はほぼいない!
男性の射精に比べて、女性のオーガズムは見た目には分かりにくいもの。一般的には、膣が0.8秒間隔で痙攣して、全身にしびれるような快感が走る…などと言われていますが、この変化を敏感に読み取れる男性はほとんどいません。
「女性がイクとペニスが締め付けられて気持ちいい」などという人もいますが、本来であればオーガズムの瞬間は子宮口付近が風船のように膨らむため、“ロストペニス現象”といって締め付けはゆるくなります。
男性を喜ばせるために「イクイク~!」と叫びながら、膣圧を入れたことのある方もいるでしょう。そうするとペニスはより摩擦を感じるようになりますから、男性は「締め付け=オーガズム」などと勘違いしてしまうのですね。
まぁいずれにしても、ほとんどの男性は女性のオーガズムを正しく理解していないため、「演技だとバレてしまうのでは?」と心配することはありません。
ずっと演技を続けるのも問題!
とはいえ、本当はオーガズムに達していないのに、毎回嘘をつき続けるのも考え物。
「今日はそれほど濃密に愛し合う気分じゃないなぁ」という日は、彼を安心させるために「満足したよ」と伝えてもOKですが、お互いに体のコンディションがよく、性欲も高まっている日は、「性感帯の発見と育成」に力をいれましょう。
オーガズムを迎える前に彼の愛撫がストップしてしまいそうなときのキラーフレーズは、「もう少しでイケそうなんだけど…」です。これで男性のモチベーションに火をつけます。
さらに「そっちもいいけど、ココだともっと気持ちいいかも」「あ、それすごくいいね」など、<ほめる+具体的な要望>をセットにして伝えるようにすると、みるみるうちに男性のテクニックに磨きがかかるはずです。
男性を教育するために「ひとりエッチ」を習慣に
普段のセックスを思い出してみて、「あんまり彼に要望を伝えてないかも」「どうやっておねだりすればいいのか分からない」という方は、話し合いの前に自分の体やオーガズムについてよく理解しておくことも大切です。
ひとりエッチの経験がない方は、ぜひこれを機会にお風呂やベッドで自分の体と向き合ってみてください。ひとりではムラムラできない…という方でも、「ひとりエッチ=マッサージ」だと思えば気がラクになるはずです。
すでにひとりエッチをしている場合は、彼にやり方を伝えるのが近道。それほどオープンな関係でない場合は、彼の手を感じる場所へ持っていき、「この辺をこんな感じで触ってみて」とタッチの強さや動かし方を具体的に指導してあげるといいでしょう。
お互いの体に対して理解が深まれば、おのずとセックスの満足度も向上するはずですよ。今晩から実践してみてくださいね。