セックスでオーガズムを経験したことがないという女性は多くいますが、その原因ってどこにあるのでしょうか。男の技術不足?女が性的なことに無知すぎるから?今回は、筆者の経験を通して考えていきたいと思います。
1.愛する人とすること
たまに「ワンナイト相手とのセックスは刺激的で何度もイケる」という人がいますが、それはオーガズムの経験が一度もない証拠でしょう。オーガズムとは刺激ではなく、相手への安心感や信頼があってこそ迎えられるものです。何の感情も思い出もない相手とのセックスに深みなどあるはずがありません。
2.お互いの体をよく知っていること
女性の体は男性よりも複雑です。だからオーガズムを得るためには、女性自身が自分の体のことをよく知り、パートナーに感じるポイントを伝えるプロセスが欠かせません。コミュニケーションをとりながら何度も体を重ね合わせることで達するものと心得ましょう。自分の性感帯を相手に伝えることなく、「私のカレは、本当にセックスが下手なの」というのは、ルール違反です。
3.外とのつながりをもつこと
男女が長い時間ふたりきりでいると必ずぶつかるのがマンネリです。最初の頃はセックスも楽しかったのに、少しずつ回数が減っていき気がついたらレスになっていたという話はよく聞きます。
愛を続けることほど難しいことはありませんが、セックスはマンネリを乗り越えてこそ、さらに深い快感が待っています。もしあなたが彼との関係にマンネリを感じたら、デートに友達や家族を呼んで、少し遠くへ出かけてみましょう。
普段、ふたりだけの世界に閉じこもっているときには気がつかなかった、新しい彼の一面を発見したりすると、「やっぱりステキな人だな」と惚れ直すきっかけになるかもしれません。新鮮さはいつでもふたりで努力をして作っていくことが大切です。
>4.欲求に素直になること
やはり最後に欠かせないのは、じぶんの欲求に素直になることでしょう。
性に対しる恥じらいや罪悪感は、誰でも持っています。私たちのなかに埋め込まれている性イメージは、長い時間をかけて文化的に浸透しているものなので、そう簡単に払拭することはできません。
とはいえ、人間に本能的に備わっている欲求のひとつ。だから、どんなに抑圧しようとしても、内側から湧き上がります。それは成熟した大人として自然なことなので、マイナスに捉えることはありません。
むしろ、セックスやマスターベーションを欲する自分を認め、好きになることが大切。性欲が強く、エロスを磨くことに熱心な人は異性からも好かれるし、付き合っても長く愛されます。
最後に
セックスのことって友達同士でもあまりオープンに話せないからこそ、快感を妨げるようなことをしていてもなかなか気がつけないものです。思い当たるところがあった人は、ぜひ気持ちのいいセックスをするために改善につなげてみてくださいね。