産後は膣が感じやすくなる?私の「産後セックス」体験記

出産後のセックスは、出産前よりも濡れにくく、性交痛を感じる女性も多いと言われています。そのうえ、母乳が出ている間はプロクラチンというホルモンの影響で、性欲が湧きにくく、産後セックスレスに陥ってしまう夫婦も少なくありません。

その一方、「むしろ産後から性欲が強くなって、感度も増した!」というママさんたちもいる様子。「出産前は一度もいけなかったのに、産後のセックスで初めて中イキした!」と充実したセックスライフを送る人もいるようです。

彼女たちが産後のセックスで感じやすくなった理由はどこにあるのでしょうか。今回は私の「産後セックス」体験記をもとに、その真相に迫ってみたいとも思います。

私の産後セックス体験記

夫とは産後2ヶ月頃にセックスを試みたものの、とにかく痛くておちんちんが入らずに途中で断念。それからしばらくセックスレスが続いていました。

日常的にスキンシップは欠かさないようにしているし、セックスはしばらくお休みしてもいいかなぁ……なんて思っていた矢先、ひょんなことから久々にナカヨシすることに。(正確には、私が夜寝付けずに夫の隣でオナニーを始め、夫がそのお手伝いをしてくれたのですが……)

私「ちょっと眠れないからイキ寝するね」
夫「お手伝いしようか?」
私「どうぞ、ご自由に!」

そして、私はクリトリスを指で刺激する、お決まりのオナニーを始めました。夫は横から手を伸ばして、パンツの上から膣の入り口を指でサワサワ……。しばらくして夫が私のパンツの中に手を突っ込んできました。

私「あ、まだ濡れてないよ!最近濡れにくくて……」
夫「そうなんだ、オッケー!」

すると夫は、唾液で指を湿らせてアソコを丁寧に愛撫してくれました。膣に指を入れるときも少しずつゆっくりと…。お決まりのGスポットに指が届くころには、私のクリちゃんはすっかり興奮状態!

抜群の感度でナカからGスポットを刺激されるだけで、すぐにでもイってしまいそうなほど、快感が高まっていました。

(……たまにはナカイキしちゃおっかな)と、クリトリスへの刺激を弱めて、夫の指愛撫でイカされ、数分後には爆睡……。深い眠りにつくことができたせいか、翌朝はすっきり目覚めることができました。

翌朝、夫にも「膣の変化」を尋ねてみた

とにかくその日のセックス(オナニー?)は、膣の中がものすごく感じやすかったのを覚えています。あまりの気持ち良さに夫にも「私の膣の中、妊娠前と変わってなかった?」と尋ねると、

夫「……いや、変わってないでしょ!」

とバッサリ。残念ながら、夫は私がいつもより敏感に感じていたことに、まったく気が付かなかったようです。

産後、膣が感じやすくなったわけ

夫は「変わってないでしょ!」と言っていましたが、出産後、膣は以前よりもゆるくなったり、濡れにくくなったり、会陰切開の傷が気になって性交痛で悩んだりする人も少なくないようです。そこで私なりに、産後の膣の変化とイキやすくなった理由を考えてみました。

濡れにくい→時間をかけたSEX→イキやすくなる

産後は母乳育児の影響でエストロゲンの分泌量が減り、いつもよりも膣が乾燥しやすくなります。ホルモンバランスの変化だけでなく、育児の疲れもあって、なかなか性欲が湧かないママさんも多いはず。

妊娠中は毎日のようにオナニーに明け暮れていた私も、産後はめっきりエロいことに興味がなくなりました。たまーに夜眠れなくてオナニーをすることがあるのですが、そういうときも膣は驚くほど濡れません!セックスのときは「入れると痛いんじゃないか…」と思うと余計に乾いてしまう……。

夫もそのことを知っているので、オナニーのお手伝いをしてくれるときは、これまで以上にゆっくりと時間をかけて焦らしながらしてくれるようになりました。そうすることで心身がリラックスしてイキやすくなるのかもしれません。

膣トレ効果も

また産後は「尿漏れ」でも悩んでいました。トイレできれいに拭いても、おしっこの切れが悪く、トイレから出て歩いているとじんわりパンツに尿がついてしまうことがあったのです。

尿漏れしやすいってことは、膣も緩んでいること。このままじゃいかん…と思って、家事の合間に膣トレを始めることに。気が付いたときに取り組んでいる程度ですが、ひょっとしたらそのことがセックスの感度を高める効果につながったのかなぁなんて思っています。