外イキの基本!男性に教えたい「クリトリス」の正しい扱い方

女性のオーガズムには、クリトリスで感じる「外イキ」と膣の中で感じる「中イキ」の2種類があります。

普段からオナニーでクリトリスを触っている女性は多いため、中イキに比べると外イキはセックスでも攻略しやすい性感帯のひとつ。ですが、男性のなかにはクリトリスの扱い方を正しく理解していない人も多く、外イキの快感を味わうどころか、彼にクリトリスを触られて「痛み」を感じる女性も少なくないようです。

そんなわけで今回は、外イキの基本「クリトリスでオーガズムを感じるために最低限知っておきたいポイント」をご紹介します。「私の彼はホントにへたくそで……」と呆れる前に、まずは女性自身がセックスで外イキするためのコツを掴み、彼に教育していきましょう。

外イキの方法1:最初は下着越しにクリトリスを触る

外イキと中イキ、どちらにも言えることですが、女性のオーガズムにはとにかく「焦らし」が欠かせません。

いきなり下着をぬがせて、クリトリスとご対面…!なんてもってのほか。まずはキスや全身への愛撫に時間をかけて、下着がじんわりと湿ってくるぐらいまで前戯を楽しみましょう。

女性器へ手を伸ばすときは、必ず「下着の上」から触ります。グリグリと指先を押し込むようなタッチではなく、人差し指から薬指の3本でそっと羽を触るように優しく愛でていきます。

女性が「もう我慢できない…」というぐらい、下着越しのフェザータッチに時間をかけておくと、スムーズに外イキしやすくなりますよ!

外イキの方法2:男性は「女性の太ももの間」へ移動する

いよいよクリトリスとご対面というとき、男性の位置は女性の真横ではなく、「太ももの間」が望ましいです。なぜなら真横にいながら女性器に手を伸ばすだけでは、クリトリスの位置を正しく把握することが困難だから。

クリトリスの大きさはわずか5mmと非常に小さいため、少しでもポイントがずれてしまうと女性は思うように感じることができず、とろけるような外イキの快感が夢のまた夢になってしまいます。

慣れてくると、真横にいながら手をのばすだけでも満足できるようになりますが、最初のうちは性感帯の位置を的確に捉えるためにも、「太ももの間」できちんとクリトリスと顔を突き合わせておくことをおすすめします。

彼と一緒にクリトリスを観察するのもおすすめ!

実は「クリトリスを直接目にしたことのない」という男性って意外と多いので、ぜひこの機会にふたりで観察をしてみるのもいいと思います。クリトリスは普段、包皮に包まれているので、両手で優しく開くと小さな突起物が顔を出すはずです。

ただし皮をむいた状態でクリトリスを直接刺激してしまうと、人によっては痛みを感じることもあるので、彼が力加減を理解するまでは、包皮の上から舐めてもらうようにするといいでしょう。

外イキの方法3:指よりも「オーラル」が気持ちいい

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繰り返しになりますが、クリトリスはホントにホントに敏感な性感帯!なので、十分すぎるぐらい超ソフトタッチを心がけるのは大原則です。とはいえ、彼女を満足させようと意気込んでいる彼は、どうしても指先に力が入ってしまいがち。

そこでおすすめなのが、指ではなく「オーラル」での愛撫です。いわゆるクンニリングスですね。

クンニは、強い刺激でクリトリスに痛みを与えてしまう可能性を減らせるだけでなく、唾液の潤いと舌の温かさ&柔らかさによって、女性をスムーズに外イキに導くこともできます。

クンニを始めるときは、口をタコの吸盤のようにしてクリトリスを包み込みます。強く吸ったりせず、クリトリスを軽くはじくように舌先を上下に動かすと、快感の波が高まってくるはずですよ!

クンニのポイントについては「本当に気持ちいいクンニリングスの方法を一挙公開!」という記事でも詳しく解説しているので、気になる方は読んでみてくださいね。

外イキの方法4:単調な刺激を辛抱強く続ける

クリトリスの基本的な扱い方がわかったら、あとは男性の忍耐力が勝負。

初心者さんは最低でも20分ぐらいは、クリトリスへの愛撫を続けてほしいところ。女性の体が十分に開発されていなかったり、男性がクリトリスの扱い方を分かっていなかったりすると、はじめのうちは時間がかかります。

私も最初はなかなかイケなくて1時間以上(!)、男性にクンニをさせてしまったことがあるので、オナニーやセックスの経験値によってはオーガズムまでに時間がかかることも男性に理解しておいてもらいましょう。

お互いに慣れてくると、クンニを始めて5分も経たないうちに外イキしてしまうこともありますが……それでも焦りは禁物です!

外イキの方法5:指先で小陰唇もやさしく愛撫

外イキまでもうひと押し。なんかパンチが足りないなぁ…というときは、ほかの性感帯を同時に刺激してみましょう。

オナニーのときってクリトリス1点攻めでさくっとイキたい日もあれば、クリトリス以外の性感帯に触れてたっぷりと焦らしながら深い快感に酔いしれたい日もありますよね。セックスでもこの使い分けをすると、外イキできる確率は格段にUPします。

今日はじっくりしたい……という日は、彼に「小陰唇(膣の入り口付近にあるビラビラ)を触って」とおねだりしてみましょう。当然ですが、指先での愛撫も、超ソフトタッチで。

彼を気長に育ててあげよう!

セックスで外イキできるかどうかは、あなた次第!私はこれまで50人近くの男性とセックスをしてきましたが、はじめからクリトリスの扱い方を心得ていた人は残念ながら一人もいませんでした。とにかくセックスの快感を高めるためには、男性への教育が必要不可欠です。

「あぁぁ…ん、そこすっごくいい!」など多少オーバーにほめながら、気長に育ててあげれば、ピンクローターなど足元にも及ばない「とろける外イキの快感」が味わえるようになりますよ!