「女性がイク(オーガズム)」ための具体的な方法を徹底解説!

どうしたらセックスでイケるようになるのかって、男女ともに興味のあるテーマですよね。

気持ちいいセックスには「自主トレ(ひとりエッチ)」が欠かせないという認識はけっこう定着しているようで、「彼とのセックスでもっと感じたいからひとりでしてみたんです」という女性にも出会ったことがあります。

しかし彼女たちの話を聞いていると、「ひとりでしてもイキ方が分からない」と悩んでいるのです。オナニーのやり方については、「こちらの記事」で詳しく解説をしていますが、自分で性感を高められても「どうやってクライマックスを迎えたらいいのかわからない」という女性って意外と多いようです。

そこで今回は、イク瞬間にフォーカスしてその具体的な方法を徹底解説していきたいと思います。

女性のオナニーは「四部構成」に分かれている

フィニッシュの迎え方を知るためには、オナニー全体の流れを把握しておくことが大切です。昨日ひとりエッチをしていて気づいたのですが、オナニーって次の4つの構成に分かれているんです。

STEP1:じわじわと性感を高める
STEP2:刺激を強める
STEP3:オーガズムを感じる
STEP4:賢者タイム

STEP1「じわじわと性感を高める」という部分では、AVやエロ漫画をおかずにして、乳首や性器に触る。いわゆる「五感」を刺激して、エッチな気分を高めていく方法ですね。ここはセックスの前戯に似ていて、誰でも「感じること」ができるんです。

難しいのは、STEP2「刺激を強める」というところ。より強烈な快感を得るためにはSTEP1でなるべく焦らしたほうがいいのですが、フィニッシュの瞬間を迎える30秒から1分ぐらい前は一気に刺激を強めるのがポイントとなります。

この一押しが弱かったり、タイミングを間違えると、「気持ちいいけどいけない」というスパイラルに陥るのです。では、STEP2の「刺激を強める」というフェースではどんなところに意識をむければいいのか?次の項目で説明していきましょう。

イク方法1「体位」

オナニーの体位は人によってさまざまなのですが、クリトリスでのオーガズムを感じたいときは、あおむけで足をまっすぐに伸ばす体位が一番イキやすいと思います。

大きく開脚するよりは、握りこぶしが股の間にひとつ入るぐらいにちょこっとだけ開く感じ。オナニーには癖があるので何とも言えない部分ですが、個人的には「これだと男性がクンニしにくいだろうなぁ」ぐらいの脚の開き具合が一番イキやすいです。

なかには、うつぶせになり、クリトリスに手をあてて、自分の体重で圧をかけてイクという女性もいますが、これだと刺激が強すぎて、セックスで再現しにくいのであまりおすすめしません。

また、実際のセックスやアダルトビデオでの体位を意識しすぎて、M字開脚にする女性もいますが、この場合、膣圧が加えにくくなるため、性感は高められても、フィニッシュを迎えるのは難しくなるでしょう。

イク方法2「呼吸法」

二つ目のポイントは「呼吸法」です。STEP1では普通に呼吸してOKなのですが、STEP2のフェースに入ったら、次のような呼吸法を意識します。

・息を止めてクリトリスを高速で刺激する(5秒間)
・息を大きく吐いてクリトリスへの刺激をゆるめる(3~5秒)
・短く息を吸って止める→クリトリスを強めに刺激(5秒間)

息を吐いて吸って止めて…を繰り返しながら、その呼吸法にあわせて性感を高めていきます。とくに息を止めているときに、全神経をクリトリスにむけるイメージです。

イク方法3「下半身(足先)に力をいれる」

呼吸法のところで「息を止めながら快感を一気に高めるのが重要」とお伝えしましたが、このとき「足先や内ももに力を入れる」と感じやすいという声をよく聞きます。私はお尻にも力を入れていますね。

女性がオーガズムを感じる性感帯は「クリトリスとGスポット」が有名ですが、実はこのふたつの性感帯って体内でつながっているのです。よく「膣トレ」をすると中イキを自由にコントロールできるようになる、なんて言われていますが、これはオーガズムに「膣圧」が深く関係しているからなんですね。

つまり足先や内もも、お尻などに力をくわえることで、膣に力を加えやすくなり、オーガズムを迎えられるというわけです。

イク方法4「時間配分」

その日の体調や気分にもよりますが、私の場合は、「STEP1:性感を高める(10分)」→「STEP2:刺激を強める(5分)」→「STEP3:オーガズムを感じる(30秒から1分)」→「STEP4:賢者タイム(10分~20分)」という時間配分でオナニーをしています。

重要なのはSTEP1~STEP2に移行するタイミングを正しく見極めることですね。最初のうちはざっくり4つの構成に分かれているんだなぁぐらいの理解で向き合い、STEP1と2のフェースは行ったり来たりしてもかまいません。

慣れてくると「今日は時間がないからSTEP2から始めよう!」みたいな感じで、5分も経たずにサクっとイケるようになります。お手軽なオナニーを体得すれば、本当に「お休み前の体のストレッチ」みたいな位置づけで、オーガズムのある日常を過ごすことができるようになりますよ。

オーガズムは「くしゃみ」によく似ていて、ある一定の刺激に体が反射的に反応しておこるものです。トレーニング次第で誰でもイケるようになるので、オーガズムバージンの女性は、ぜひ参考にしてみてください。