愛する彼の横でとろけるようなオーガズムを感じることができたら、もっと充実した性生活を送れるはず・・・ともどかしさを感じていませんか。
女性のオーガズムは「学習」によって得られるもの。そのためにも、女性自身がひとりで「イク経験」を重ねることは大切です。
今回は、感じる体を作るためのオナニーのポイントをご紹介します。
準備編:性感を高める
「性欲処理」「寝る前のリラックス」「美容や健康」など、オナニーの目的は人それぞれ。とくに、手順の決まりがあるわけではありません。
しかし、性感帯を開発し、感度アップを目的としたオナニーをする場合、「さくっとイケればいいや」といったファストスタイルに流れないように注意したいところ。
すでにオナニーの経験がある人も要チェックです。
まずはベッドに入る前に湯船に浸かり、アソコを温めましょう。ある調査では、下半身を温めた女性とそうでない女性では、オーガズムの達成率に30%の開きが出たそうです。
感じる体になるためには、とにかく温めることが重要ということですね。これはセックスにも応用できるので、アソコを温める習慣を作りましょう。
お風呂に入るのが面倒なときは、オナニーの前に5分ほど温かい手のひらをアソコに当てるだけでも効果があります。
続いて、AVや小説など気分を盛り上げるおかずを用意。ここでもまだ性器には触れずに、のんびり鑑賞タイム。ムラムラしてきたら、下着の上からタッチ。ゆっくりと時間をかけて、性感を高めます。
初級編:外イキしてみる
ここまできたら、いよいよオーガズムを体感する時間です。
女性のオナニー経験者のうち、多くの割合が占めているやり方がクリトリスを自分で触る「外イキ」です。クリトリスは女性の性感帯の中で最も感じやすいため、初心者でもオーガズムを感じやすいといわれています。
クリトリスの場所を確認して、中指か人差し指で円を描くようにやさしく撫でます。たまにトントンと軽くノックしたり、2本指でクリトリスの包皮をつまむように動かしても気持ちいいはず。
性器に直接触れるのに抵抗がある人は、下着の上から試してみるのがおすすめです。
中級編:中と外、両方でイク
クリトリスでオーガズムを得るコツをつかんだら、続いて「中イキ」に挑戦。ここからは少しハードルがあがります。
というのも、膣の中にあるGスポットという性感帯は、これといって目印がなく、クリトリスに比べて感じ方もぼやっとしていることが多いためです。
これも経験を積めば、少しずつ開発されていくものですが、最初は「どこにGスポットがあるのかわからない」というのが本音でしょう。
でも焦ることはありません。自分のペースで少しずつ感度を磨いていきましょう。
Gスポットを開発するときのポイントは、クリトリスへの刺激も同時に加えること。中の刺激だけでイクのは難しいので、指を挿入した状態で外イキをするイメージです。
慣れてきたら、クリトリスの刺激を少しずつ減らし、Gスポットに意識を向けます。
中イキは難易度の高い性感帯なので、「オーガズムを得られたらラッキー」ぐらいの気持ちで気長にトライしてくださね。