この連載では、20代~30代のイマドキ女子たちのオナニー事情を個人取材。女性目線で、女性が気持ちよくオナニーを楽しむための秘訣を大調査していきます!
今回のオナニスト人物紹介
今回お話を聞いたのは、27歳、大手金融で秘書をしている女性。自慰行為に対して、とても前向きで明るい考えを持っている彼女は、「失恋をしたときこそ、オナニーを楽しむべき」と話してくれました。
心の傷を癒すために始めたオナニー
ーーオナニーを始めたきっかけを教えてください。
「初めて自分の身体に興味を持ったのは21歳の頃。4年間付き合った初めての彼氏に振られたことがきっかけでした。当時はすごく性欲を持て余していたんです。彼とのセックスで体は開発されていたけど、自分で処理する方法を知らなかったので、悶々としていました。
当時、私はアメリカに留学をしていたのですが、『性欲がヤバくて…』と現地の男友達に相談すると、“おもちゃを買ってオナニーをするといい”と勧められて。ラブグッズが売っているお店に連れて行かれたんです」
ーーえぇ!その彼とは何もなかったんですか?
「もちろん何もないです。あ、ちなみに彼はゲイだったので…。オナニーに対してとても熱心で、何も知識がなかった私に色々と教えてくれました」
ーーなるほど。それはいい友達を持ちましたね。最初はどんなおもちゃを試したんですか?
「初めて買ったのは、ペニスの形をしたバイブ。最初はバイブをアソコに入れることに抵抗を感じて、楽しめなかったけど、何回かするとすぐにオナニーの虜になりました。セックスよりも気持ちいいじゃん……って感じで(笑)」
オナニーは病気からも身を守る!
彼女は自身の体験から「失恋をしたときこそ、女性は積極的にオナニーを楽しむべき」と話していました。
「実は私、元カレに振られたあとは、寂しさから自暴自棄になって、男をとっかえひっかえしていた時期があったんです。性欲と寂しさを埋めるために、好きじゃない相手にも体を許してしまって。毎晩、パーティでお持ち帰りをされていました。
でもオナニーを覚えたことで、セックスに溺れる生活から抜け出すことができたんです。当時を振り返ると、好きでもない男としていたセックスって、ただ自尊心を傷つけるだけだったなぁと思っています」
無防備なセックスは、女性の体を傷つけます。それどころか男を変えてやみくもにセックスをしたところで、心が満たされるはずもなく、ただ虚しい時間が過ぎていくだけでしょう。
彼女の体験談からは、「自分が気持ちよくなるためだけにオナニーを楽しんだほうが、心身の健康にもいい」という気付きを得ることができました。