ヤリすぎて絶頂の感覚がよくわからなくなってしまった女性【オナニー白書Vol3】

この連載では、20代~30代のイマドキ女子たちのオナニー事情を個人取材。女性目線で、女性が気持ちよくオナニーを楽しむための秘訣を大調査していきます!

今回のオナニスト人物紹介

今回お話を聞いたのは、23歳ITベンチャー勤務の女性。彼女に取材を申し込むと開口一番「オナニーをやりすぎてオーガズムの感覚がわからなくなってしまったんです!」と悩み相談をされました。そんな彼女のオナニー事情とは?

角オナニーでイキにくい体質に

ーーオナニーを始めたのはいつ頃ですか。

「ええ、いつ頃だろう。明確には覚えていませんが、物心ついた頃からしていました。たぶん4~5歳ぐらい。昼夜問わず暇さえあればいつでも……ってぐらいに頻繁にしていました」

ーーおお、生粋のオナニストなんですね。小さい頃はどんなふうにしていたんですか。

「角オナニーってやつです。机や椅子の角にアソコをこすりつけていました。私、この刺激がないとイケないんです……。普通のやり方(あおむけでクリトリスを触る動き)では物足りない」

彼とのセックスは不完全燃焼。でもオナニーは見せられない

ーーそれでは今でも角オナ派ですか?

「いや、さすがに卒業しましたけど。最近はうつぶせになって握りこぶしをクリトリスにグリグリとこすりつけるようにしています。岩崎さんはよくブログで『気持ちいいセックスをするには彼の前でオナニーを見せよう』と書いていますけど、私の場合は見た目が全然かわいくないので人前では絶対に見せられません」

ーーたしかにうつぶせオナニーだと女性の表情や手の動きがよくみえないので、男性側も反応に困ってしまいそう。オナニーを見せなくても彼とのセックスには満足できていますか。

「どうかなあ。小さい頃からの『オナニーのクセ』でここ数年は感度が鈍くなっている気がします。セックスでイケた経験は一度もないし、最近はオナニーをしていても前のように少しずつ快感が高まって絶頂に達するような感覚がはっきりとわからなくなってるんです。

男性の膣内射精障害みたいな感じ。オナニーでペニスを強く握りすぎてセックスのときに女性の中でイケない状態に近いと思います。私はオナニーのときに自分の体重をつかってアソコを刺激しているので、男性の手マンでは再現できないような力がかかってるんですよ」

性欲<睡眠欲の働き女子

ーーオナニーが原因でセックスではイキにくい体質になっているんですね。そのことを自覚されているのであれば、オナニーのやり方を改善しようとは思わないんですか。

「うーん。最近は仕事も忙しいから睡眠時間のことを考えると、オナニーにゆっくり時間を使う気分にもなれません。やり方を工夫しなきゃとは思ってるんですけど。休みの日にスローオナニーを試すことはありますが、途中で面倒になってしまって。浅い快感でもイケればいいかなと思ってしまいます」

仕事やデート、おしゃれに忙しい働き女子は、性欲が二の次さんの次になってしまう人も少なくないのかもしれません。

オナニストの私としては、ジャンキーなセックスやオナニーを繰り返す彼女の性生活がとても味気なくみえました。時間に余裕ができたら一度自分の体とじっくり向き合ってほしいものです。