この連載では、20代～30代のイマドキ女子たちのオナニー事情を個人取材。女性目線で、女性が気持ちよくオナニーを楽しむための秘訣を大調査していきます！
今回のオナニスト人物紹介
今回お話を聞いたのは、24歳生保レディをしているキラキラ女子。ある調査では女性の9割が自慰行為の経験があると回答しているのに対して、今回は「オナニーをしない派」の女性に遭遇しました。彼女がオナニーをしない理由とは。
オナニーをしない理由は？
ーー1度もオナニーをしたことがないって本当ですか。
「はい。やり方もよくわからないし、ほとんどしたことがありません。大学1年生の頃、当時付き合っていた彼氏がセックスのときに『ひとりでしてるところ見せてほしい』と言ってきて。私すごくびっくりしちゃって、『そんなことしないよ』と答えたら、『ほかの人はこんなふうにやってるんだよ』ってオナニーのやり方を教えてくれたんです」
ーーそのときは試しましたか。
「そうですね。本当に数えるほどですが。そのときは彼のことが好きだったので、『快感のため』というより、期待に答えなきゃというプレッシャーからしていました。でも気持ちよくなる前に眠気に襲われてしまって。それっきりです」
ーーということは、オーガズムも未経験ですか。
「イク感覚はなんとなくわかります。言葉でうまく説明できないけれど。オナニーが習慣にならなかったのは、もともと私に性欲がないからだと思います。私、寝つきがいいので、ベッドに入るといつも数分で寝ちゃうんです。
だから自発的に（オナニーを）しようと思ったことがないんです。元カレに言われて何度かひとりで試したときも、終わったあとにすごく疲れてしまって。こんな気持ちになるなら、最初からしなくてもいいかなって思いました」
セックスに対する偏見
ーー友達と性の話をすることはありますか。
「下ネタは苦手です。ずっと女子校育ちということもあって、中高生の頃は周りもおとなしい子ばかりで、友人同士でエッチの話をすることはほとんどありませんでした。遊んでいる子は少数派で、そういう子は周りから白い目でみられていました。だから私も自然とセックスに奔放な女の子に対して偏見を持つようになったのかもしれません。
大学に入学したときにサークルの女の子たちが『男友達の家に泊まりにいってヤッちゃった』とか『セフレが何人もいる』という話を平然としていて驚きました。自分がこれまでいた世界とは全然違うタイプの人たちだったので、軽蔑はしないけれど、すごく引いたのを覚えています」
自分に性欲がなさすぎて彼の浮気が心配
ーー彼とのセックスに不満はありますか。
「自分に性欲がなさすぎること・・ですね。彼氏とのセックスは、週1回あれば多いほう。一晩に2回ということが続くと、ちょっとストレスを感じて断ってしまいます。奉仕の仕方もよくわからないので、自分から上に乗ったり、フェラをすることはありません。
お願いされたらする感じ。すごく淡白なんですよね。スキンシップが不足していて寂しいと感じることはないけど、セックスを断っていると、浮気されちゃうんじゃないかなって不安になることはあります」
ーーなるほど。セックスって本当はもっと気持ちのいいものだし、相手を喜ばせる楽しみや快感を知れば、今よりも貪欲になると思うのですが。自分に性欲がないと自覚しているのであれば、改善するためになにか工夫したりはしないのですか。
「うーん。自分から情報収集をすることはないです。受身なんですよね。そういうことにあまり興味がないというか。セックスではイったことがないけど、イケなくても気持ちいいので、とくに不満もありません」
