成長過程で必要な行為だった!思春期に男女が「オナニー」をする意義

いまや男女ともに「未経験」という人が少数派になりつつある、ひとりエッチ。みんな当たり前のようにしていることなのに、なぜか「人前で話してはいけないネタ」として扱われることが多いですよね。

でももしオナニーが人間の成長過程において必要不可欠なものだとしたら、ちょっとイメージが変わってきませんか。というわけで今回は、思春期の男女がオナニーをする意義について考えていきたいと思います。

男性がオナニーをする意義

生まれたときの男性のペニスは「真性包茎」といって皮をかぶっているのが一般的です。欧米など割礼の習慣がある国では生まれたときに、この皮をむく手術を行いますが、日本ではその習慣がないため、ほとんどの男性はある程度の年齢になると自分で皮をむくようになります。

ペニスが皮を被った状態だと皮とペニスの間に「垢」がたまりやすくなり、不衛生です。しかもこの「垢」はすごい異臭を発するそう。まぁ女性の場合、性器の構造上、垢がたまりやすいので、なんとなーくニオイは想像ができますよね。

またピストン運動によって摩擦に慣らしておくと、早漏予防にもつながります。男性にとって「早漏」はセックスの死活問題。オナニーで早漏を防ぐことができれば、パートナーとより長い時間「快感」を分かちあえるようになります。

女性がオナニーをする意義

女性の場合は、オナニーによって性感帯の開発ができます。オナニーの経験が少ない女性は、男性に体を触られても反応が鈍く、男性の独りよがりなセックスにつながりかねません。それはのちにセックス嫌いを引き起こします。

女性にはセックスよりも、まず「オナニー」を先に経験しておいてもらいたいところ。普段からオナニーを通して自分の性器を見たり触れたりすることで、性器の異常にも気づくことができます。

女性も明るくオナニーをしよう!

男性の場合、思春期をむかえると自分の意思に関係なく、常に精子が生産され、古くなると睡眠中に体外へ排出されます。いわゆる「夢精」といわれるものですね。

これを自分の意志で排泄するのがマスターベーション。男性は体の構造上、“排泄したい”衝動に駆られるのは、当然のこととして扱われてきました。

一方で、女性のマスターベーションには「射精」のような排泄行為はなく、純粋に「快楽」のみが目的です。古い価値観では、女性が性欲を感じるのはみっともないことという考え方もあり、そのせいで長い間、女性はマスターベーションをしないものという認識が一般化きたのです。

思春期の頃、後ろめたい気持ちでオナニーをしていた方も多いのでは?…少なくとも私はそうでした。しかし女性にも性欲があり、男性と同じようにオナニーで処理しているのは、さまざまなアンケートでも裏付けられています。

女性だってオナニーをするのが「当たり前」なのです。「自分はおかしいのでは?」と落ち込まずに、自分の性欲を認め前向きな気持ちで向き合っていけるといいですね。