本当に気持ちいい「大陰唇と小陰唇への愛撫方法」

5分足らずでサクっと済ませる「ファストオナニー」ばかりしていませんか?性感を高めるなら「じらし」がキーワードです。

オナニーにたっぷりと時間をかけると、気持ちいいセックスにもつながります。というわけで今回は、焦らし効果にバツグンの性感帯「大陰唇と小陰唇の愛撫方法」を紹介します。

陰唇とは?

女性の外部生殖器の一部。膣と尿道を囲むびらびらとした皮膚を「小陰唇」。その外側にあるふっくらとした部分を「大陰唇」と呼びます。どちらも子宮や卵巣などの内性器を細菌や衝撃から保護する役割があります。

発生学的には、小陰唇は男性器の裏筋、大陰唇は睾丸にあたる部分だと言われています。

セックスではクリトリスとおっぱいを愛撫したらすぐに挿入!というパターンがほとんどなので、意外と見落とされがちな性感帯ですが、実は性感を高めるのに重要な役割を持っているのです。

大陰唇の愛撫方法1:ピースサインを押し当てる

人差し指と中指でピースサインをつくって、指の間で小陰唇を挟むようにして大陰唇に当てます。そのまま指を体に引き寄せるように、ぎゅーっと押していきましょう。

「押す→離す」を3秒おきに繰り返します。刺激に飽きたら、ピースサインのまま指先を上下に擦らせてもOK。ムズムズとしたかゆみを伴う快感が大陰唇全体に伝わるはず。

大陰唇の愛撫方法2:机や椅子の角に当てる

締め付けのきつい洋服や自転車のサドルなどで股がこすれたとき、アソコがうずくような感覚を味わったことのある人も多いのでは。大陰唇は細やかに指先を動かすよりも「圧迫」による刺激のほうが快感を得やすいです。

いわゆる「角オナニー」といわれる方法ですが、机や椅子の角にアソコを押し当てるというのも効果的に性感を高める愛撫方法。

角にアソコを当てたら、少しずつ重心をのせていきます。ちょうどいい「角」がみつからない場合は、クッションや布団などで代用しましょう。

小陰唇の愛撫方法1:愛液を塗り込む

小陰唇は膣口にもっとも近い部分なので、ちょっと触れただけでも快感が走ります。乾いた手で摩擦を繰り返すと痛みを感じることがありますので、膣口から溢れ出た愛液を指ですくって、陰唇に塗り込むようにやさしく上下に動かしましょう。

愛液の量が少ないときは、自分の唾液を指にからめてもかまいません。ひだを軽く引っ張るなど、指先の動きに変化をつけても気持ちいいはず。

小陰唇の愛撫方法2:第一関節まで中指を挿入する

指を挿入するといっても膣で感じるわけではありません。第一関節のあたりまで中指を挿入したら、小刻みに出し入れを繰り返し、小陰唇への摩擦を感じてみましょう。

挿入した指を軽く曲げ、中指を起点にぐるぐると回転させてもOKです。

陰唇を愛撫するメリット1:オーガズムの快感が高まる

AVを見たり局部に触られたりするとすぐに勃起する男性と違い、女性の体は官能を高めるのに時間がかかります。女性が性感を高めるコツは「期待感」にあります。

この期待感を高めるためには、おざなりにクリトリスや乳首を触るだけでは不十分。全身のあらゆる性感帯をくまなく刺激して、自分自身で何度も焦らすことでクライマックスの快感は何倍にも大きくなります。

陰唇を愛撫するメリット2:性感帯が増える

女性の体には全身に性感帯が散りばめられています。あなたはそのうちのいくつの性感帯を知っていますか?性感帯との出会いは、喜びに変わるもの。

陰唇の気持ち良さに気づけば、セックスの幅も広がります。性感帯は神様から与えられた宝物だと思って、ひとつひとつ見つけて育てていきましょう。

陰唇を愛撫するメリット3:濡れにくさが解消する

女性の濡れにくさは、そのほとんどが前戯不足だと言われています。とくに若い男性はどうしても自分の快感を優先してしまいがちですから、ペニスの受け入れ準備が整う前に焦って挿入して、女性側が「セックスで満足できない」と不満を抱えることになるのです。

そうしたお悩みも「陰唇への愛撫」を意識することで解消されることでしょう。彼がすぐに指やペニスを挿入しようとしたら、「ここも感じるんだよ」と陰唇愛撫を促してあげましょう。