セックスでイキやすい体を開発する「オナニーの手技」

セックスでイキやすい体を開発する「オナニーの手技」

オナニーはセックスをよりよいものにするための準備体操。これまでセックスでオーガズムに達したことがないという人は、週に1回、自分の性器に優しく触れる習慣を作りましょう。今回は、オナニーでイキやすい体を開発する「手技」をご紹介します。

自分の手での「タッチ力」を鍛えて、感度を上げる

女性にオナニーの方法を聞くと、「ローターでさくっと済ませる」「うつぶせになって握りこぶしをこすりつける」など、強い刺激でインスタントに済ませている人がいます。

もちろん、ローターやバイブなど、道具でイク感覚をつかむのもひとつのトレーニングですが、道具が起こす“強い刺激”に慣れてしまうと、実際のセックスでイケない原因につながることも。

オナニー初心者も、道具派の人も、まずは、自分の手でオーガズムを得るコツをつかんでいきましょう。お気に入りのローターやバイブは、しばらくの間、クローゼットに封印します。

オナニーの手技 実践編

オナニーで最も大事なのは、超ソフトな刺激を心がけること。手が体に触れるか触れないかぐらいの軽いタッチを意識して。スピードもあせらず、深い呼吸に合わせるようにスローペースが基本。

なるべく、男性の舌や指で再現しやすいタッチで、体に触れるようにすると、セックスでもイクコツがつかめるようになります。

【1】下着の上から招き猫の手で触る

オナニーをするときは、いきなりクリトリスへ手を伸ばすのではなく、胸や首筋など全身のフェザータッチから始めます。なかなかエッチな気分になれないときこそ、時間をかけて自分の体を愛でてあげることが大切。

優しいタッチでリラックスしたら、下着の上から局部を触ります。招き猫の手を作り、小陰唇からクリトリスにかけて、指先を軽く上下に動かすのがポイント。下半身がじわっと温かくなる感覚を味わって。

【2】人差し指、中指、薬指をクリトリスに当てて、円を描く

下着の中に手を入れて、クリトリスを皮の上から触ります。利き手をクリトリスの添えるようにして、人差し指、中指、薬指の3本で円を描くように動かしてみて。オイルを塗りこむようにやさしいタッチでじんわりと手の温度を伝えるようにします。

【3】クリトリスの包皮を剥いて、中指でやさしく弾く

しばらく円を描いて、気分が高まってきたら、片手でクリトリスの皮を剥き、もう一方の手でクリトリスを触ります。クリトリスはとても敏感な性感帯なので、中指で軽く弾くようにするだけでも、十分に快感が伝わります。逆に、強く触りすぎると「痛い」だけので、男性にもソフトなタッチを促すようにすると、より感じやすくなるはず。

【4】縦の動きを加えて、小陰唇をフェザータッチ

クリトリスのタッチだけで絶頂を迎えるのもいいですが、もう少し冒険をしたい時は、膣の入り口の辺りまで指をスライドさせて、小陰唇(ビラビラの部分)をフェザータッチしてみるのもあり。

おすすめは、複数の動きの合わせ技

ちなみに私は、【2】の動きで、オーガズムの直前まで気分を盛り上げて、【4】の動きで“寸止め”するのがお気に入り(笑)。セックスのときは、クリトリスを唇で包み込んで、舌先でツンツンしながら(=【2】の動き)、小陰唇を指先でやさしく触ってもらうと(=【4】の動き)、濡れにくい日でも、ムクムクと性欲が湧いてきます。

オナニーの手技を習得したら、彼にも「こんなふうにして」と伝えるようにすると、セックスの満足度が格段にあがります。自己開発なくして、オーガズムの快感はあらず。ぜひ今晩から実践してみてくださいね。