親のセックスに遭遇!性に嫌悪感を感じる女性【オナニー白書Vol16】

今回お話を聞いたのは、「22歳/大学生/不倫中」の女性。仲の良い友人同士でも「下ネタは苦手なキャラ」として通っている彼女。セックスの経験人数は2人。オナニーはこれまで1度もしたことがないという。

―オナニーの体験談を聞かせてください。

「私、しないんですよ。これまで1度もしたことがないんです。自分の性器を触るのは、お風呂で体を洗う時ぐらい。本当にその辺は、未知の領域です」

―エッチな動画やまんがをみて、ムラっとした経験もありませんか。

「AVはみたことがあります。私、女子校出身で、高校生の頃は、家族以外の男性と一切かかわらずに生活をしていたんです。彼氏もいなければ、キスをする相手もいない。部活に明け暮れる日々を過ごしていました。だから、恋愛経験が中学生の時のままで、大学に進学した感じ。

大学2年生の春になって、さすがに処女ってやばいんじゃないかと焦っていたんですよね。その頃、中学時代に付き合っていた元カレとだらだらと会う関係が続いていて、『俺の誕生日に一緒に旅行して』と言われたのをきっかけに、これはいよいよ処女を捨てるときがきたかも・・・って思って、AVで猛勉強をしました。

セックスに対する恐怖や焦りの方が大きかったので、エロ動画をみて『ムラムラする』という感覚は、あまりなかった気がします。『恥をかかないように。自分はセックスで何をすべきなのか』を吸収することで、精一杯でした」

―セックスの快感を知った現在は、彼のことを思い出して、ムラっとすることはないんですか。

「思い出すことはあっても、自分で性器を触って、セックスを再現しようとは思わないですね。どうやったらいいのか分からないし。もともと、性欲もないので、『ひとりでしよう』ってならないんだと思います」

―ということは、彼とのセックスも、そんなに頻度は高くなくていいと?

「そうですね。セックス自体、気持ちいいものだと感じるようになったのは、ごく最近のことなんです。ずっと性的なことに嫌悪感があって。AVをみながら、男のアソコをなめるなんて、ありえないって思ってましたから。クンニもずっと断っていたし。

イクって、まだよく分からないけど、騎乗位の楽しみを覚えてから、絶頂感に近いような感覚を味わえるようになってきました」

―性的な嫌悪感って、幼少期の親の影響が大きかったりしますか。

「親の影響で思い出したんですけど、私、5歳ぐらいのときに親のセックス現場を目撃したことがあるんです。当時は私もまだ小さかったので、両親と3人で同じ部屋に寝ていて。クリスマスの夜にとなりで親がセックスしてる声が聞こえてきたんです。

当時はまだ小さかったからよく分からなかったけど、大人になるにつれて、『あぁ・・・そういうことだったのか』とわかって。身内のセックスって、やっぱり気持ち悪いものですよね」

―親のセックスを目撃した経験によって、性欲にフタがされてしまったのかもしれないですね。

「そうですね。自分がセックスを経験してからは、『みんな当たり前のようにしてることなんだな』と受け入れられるようにもなってきましたけど」

―セックスも楽しめるようになりつつある、ということですが、今後の深めていきたいことは何かありますか。

「性感帯の開発・・・?私、クリトリスを触られても、感じないんです。いつも彼の愛撫にまかせっきりで。今度、1人で寝ているときに、彼のことを思い出してムラっとしたら、スマホのバイブをアソコに当てることから始めてみます」