クンニされるのがどうしても嫌いな女性に試してほしいこと

女性の身体の中で最もプライベートな部分を、唇や舌を使って愛撫するクンニリングス。自分の指やラブグッズには再現できないような温かさと潤いがあり、一度快感を味わうと病みつきになりますよね。

しかしセックス経験の浅い女性の中には、「恥ずかしい」「ニオイが心配!」とクンニに抵抗のある方もいるようです。それまでは感じていても、クンニが始まると急に冷静になってしまい、快感から目覚めてしまうのだとか。

そこで今回は、クンニで感じるためのちょっとしたポイントをご紹介します。

目を閉じる(+耳栓)

日常生活において「異性が自分の性器に顔を近づける」という設定はそうありません。唇へのキスから始まったセックスが首筋、胸元へとおりていき、徐々にアソコへと近づいてくると、どうすることもできず手持ち無沙汰になりますよね。

退屈になると途端に押し寄せるのが「クンニへの後ろめたさ」です。「おしっこをする場所なのに汚くない?」「なんだか申し訳ないなぁ」と心配事が湧き始めるともう止まりません。せっかく高まった快感も、ゆるやかに冷めていきます。

経験不足というだけで、クンニ本来の気持ちよさを享受できないとしたら、なんだか悲しいもの。男性の“与える喜び”も半減してしまいます。

そこでおすすめなのが「クンニが始まったらすかさず目を閉じてしまう」という小技。頑張って舐めてくれる彼にはちょっと申し訳ないけど、「自分はひとりエッチをしてるだけ」「この感覚はただのクンニバイブ!」と思い込むのです。

目を閉じると視界から入ってくる情報が遮断される分、感度がアップします。同じように耳栓も効果的ですよ。

女性器をキレイに洗っておく

女性にとってクンニの三大不安要素といえば、「におい・陰毛・黒ずみ」です。なかでもにおいは一番気になる…という方が多いのではないでしょうか。

男性器に比べて女性器は複雑な構造をしているため、どうしても恥垢が溜まりやすいと言われています。体調や生理周期によっては、おりものの量が増えることもありますよね。1日シャワーを浴びずに過ごすと、もわっとニオイがこもるのは当然のことです。

大切なのは日頃から清潔な状態を保つこと。特に、陰毛や小陰唇(膣入り口のビラビラ)には垢が溜まりやすいので、指の腹をつかって丁寧に洗います。においが気になるからといって、石鹸を使うのはNGです。

通常、膣内にはデーテルライン桿菌という菌が存在しています。この菌は乳酸を生産することで膣内を強い酸性に保ち、外部からの細菌感染を防ぐ働きがあります。しかし石鹸をつかって膣の中を洗ってしまうと、洗浄力が強すぎて、善玉菌を洗い流してしまう恐れがあるのです。

もともと性器は汗をかきやすい部分なので「におい」がするのが普通です。「臭いかも?」とあまり神経質になりすぎることはありませんが、どうしても気になる場合は、デリケートゾーン専用の石鹸を使ってみるのもいいかもしれません。

アンダーヘアのお手入れをする

最近VIO脱毛をする女性が増えていますよね。「毛が生えるのには理由がある!むやみやたらと脱毛すべきではない!」などと賛否両論ありますが、やはり日頃からお手入れをすることで女性器に対する愛着がわくという意味では個人的におススメしたいですね。

いきなりサロンに通う必要はないので、下着からはみだした毛をちょこっと眉毛カット用のはさみで切ってみてください。

その際に陰毛をかき分けて、女性器の観察をしてみましょう。クリトリスの包皮を指でむくと、小さな角(クリちゃん)が飛び出してきますよ。この時、お尻の穴に軽く力を入れたり緩めたりすると、クリトリスが動く様子を楽しめます。

小陰唇(ビラビラの部分)を軽く伸ばしたり、指でつまんだりして、感覚の違いを味わってみてもいいでしょう。

女性器に対して「何となく汚い」というイメージを抱いている方こそ、お手入れという形で触れ合いを増やしてほしいものです。上記を参考にぜひクンニ嫌いを克服してくださいね。