セックスにはどう関係する?「小陰唇」の役割をまとめてみた

ID-10010169女性器まわりの性感帯といえば、膣とクリトリスにスポットライトが当たりがちですが、意外と忘れてはならないのが、「小陰唇」。そう、膣の入り口付近にある“ビラビラ”のことです。

今回は、この部分に注目。小陰唇の役割をまとめてみました。

 

◆性器を保護するため

小陰唇は、主にクリトリスや膣口、尿道口を保護するためにあります。色や形、大きさなどは人それぞれ。

人と比べる機会がない分、「私のアソコっておかしいかも」とコンプレックスを感じる女性もいるようですが、そんな心配はご無用です。

どんなビラビラも個性があってステキ!「みんな違って、みんないい」の精神に倣って、愛情のあるケアをしてあげましょう。

 

◆セックスをスムーズに楽しむため

2つ目の役割は、セックスでの感度をあげ、スムーズな挿入をうながすためです。

小陰唇は、膣に比べて神経がたくさん張りめぐらされており、性的に興奮すると充血してふっくらとし、濃い色に変色。さらに興奮状態になると、膣液の分泌が促され、それによって小陰唇がふるおい、ペニスを受け入れやすくなります。

挿入時にはビラビラがペニスにまとわりついて、男性により強い刺激を与えることも可能に。

見た目は地味ですが、意外にも快適なセックスライフを楽しむために、重要な役割を果たしているのです。

 

◆小陰唇縮小術ってどうなの?

最近、雑誌やネットの広告で「小陰唇を縮小するための手術」を目にするようになりましたが、単に“見た目をよくしたい”という理由で手術を受けることはおすすめしません。

小陰唇が著しく肥大している場合、下着とこすれて痛みがあったり、セックスするときに邪魔になったりなど、日常生活に支障をきたすことがありますが、それはかなり稀なケース。

手術にはリスクがつきもの。手術した部分が希望通りに仕上がらない可能性もあるので、安易にメスを入れるのは避けるべし。