母乳外来で乳腺炎を予防する「おっぱいの飲ませ方」を聞いてきた

母乳育児を始めてから8カ月。ついに乳腺炎をこじらせてしまいました~。

高熱が出るとつらいと聞いていたけれど、ホントにしんどかった……。インフルエンザにかかったときのダルさに加えて、カチカチにかたくなった乳の痛みがもれなくついてくる悲劇。

高熱でフラフラになりながら母乳外来に行ってきましたよ。助産師さんにおっぱいの飲ませ方を聞いてきたのでまとめておきます。

乳腺炎の治療は「とにかく赤ちゃんに吸ってもらうこと!」

最初におっぱいの調子が悪くなったのは、12月上旬のこと。早朝、カチカチにかたくなった乳の痛みで目が覚める。寝ている息子を起こして授乳するものの、しこりが取れず……。母乳外来に行こう!と自宅近くの助産院に電話すると、

「とりあえず午前中は赤ちゃんにおっぱいをたくさん飲んでもらいましょう。離乳食もお休みして大丈夫。授乳間隔も気にせずにいろんな角度から何度も飲ませてみてください」

と言われました。

自分が楽なので添い乳で飲ませてきたのがいけなかったのかなぁ……と思い、久々に授乳クッションの出番!横抱き→縦抱き→フットボール抱きと左右交互に、時間をかけて飲ませました。

すると、お昼前にはおっぱいが軽くなり、このときは事なきを得ました。

乳腺炎は「高熱」が出ると3倍ぐらいツラかった……

しかし2週間後、ふたたびおっぱいに異変が…!いつもよりおっぱいが硬く、授乳をしてもしこりがとれませんでした。それどころか、時間が経つにつれておっぱいの痛みが増していったのです。

「このままだとまずいかも……。明日、母乳外来に行こうかな…」と思っていた矢先、事件は起こりました。

夜中、岩のように硬くなったおっぱいの痛みで目が覚めました。ぞくぞくと寒気がして、頭痛、関節の痛み……。風邪をひいたときのような症状に襲われました。

歩くだけでも乳が痛い。腕もしびれて、とにかく全身がだるい…。とても一人では授乳できる状態ではなかったので、夜中に夫を起こして、授乳のサポートをしてもらいました。

ちょっと乳に手が触れるだけでも激痛が走ります…。常に恐怖と隣り合わせの授乳タイムは、まさに地獄でした。しかし一向に症状は改善しません。

これまでも乳がかたくなって痛みを伴うことは何度もありましたが、高熱が出ると何倍もつらかったです…。ひとりで育児はゼッタイにムリ……だったので、夫にも会社を休んでもらいました。

助産院の予約がとれたのは、その日の正午。それまでは解熱剤(ロキソニン)を飲んで、身体を休めました。

乳腺炎を予防するおっぱいの飲ませ方

母乳外来では、乳首をギューギューとつねって、母乳が詰まっているところを開通してもらいました。黄色くなった母乳がビュービュー出てきましたよ~。

それから授乳の仕方を指導してもらいました。離乳食が始まって授乳回数が減ったり、風邪をひいて体調が悪かったり、乳腺炎が悪化した原因はいくつかあるのですが、一番の原因は「授乳の体勢」にあったのかも……。

助産師さんによれば、「おっぱいの調子が悪くなったら、しこりがあるところに赤ちゃんの下あごを持ってくるようにして飲ませる」といいそうです。

具体的にはこんな感じ。

・おっぱいの外側がかたいとき→フットボール抱き
・おっぱいの内側がかたいとき→横抱き
・おっぱいの上側がかたいとき→逆さ抱き(ひとりでは難しいので、私は添い乳の体勢で、赤ちゃんを逆さにして飲ませてます)

授乳しながらしこりがあるところを手のひらでぎゅーっと押しながら飲ませるように指導されました。

薬を飲みながらしつこく授乳していたら、翌日には熱が下がり、2~3日でおっぱいのしこりも取れました。めでたしめでたし。

乳腺炎が悪化しても安心!授乳中でも飲めるお薬

母乳育児をしている方は、誰でも乳腺炎になる可能性があるので、こじらせないようにお薬用意しておくといいですよ~。

・葛根湯(漢方薬なので赤ちゃんにも安心。筋肉をほぐす作用があり、風邪予防にもつながる。おっぱいの調子が悪いなぁと思ったらすぐ飲むようにするといいみたいです。育児で疲れたときにも◎)

・ロキソニン(高熱が出たときに使用。解熱剤を飲んだら、体も楽になりました。お薬を飲んだあとに授乳しても問題ありません)

・太田胃酸(胃腸薬。胃腸が弱い方は、ロキソニンを飲むときに併用するといいです)

「……もういっそのことミルクに切り替えて、断乳しようかな」と本気で考えるほど、乳腺炎ってつらかったです。。

母乳育児をしているママの2~3割は、乳腺炎を経験するみたいなので、なにより予防が大切。おっぱいのしこりがとれないときは、赤ちゃんの下あごの位置に注目して、授乳スタイルを見直してみてくださいね~。