生理中のセックスはこんなに危険がいっぱいだった!

生理中って体がだるいし、下着の中もムレムレで、セックスする気分にならない女子も多いですよね。でも彼に求められると、「断るのはかわいそうだから」と受け入れてしまう女子も多いのではないでしょうか。

でも、ちょっと待って!!生理中の女性の体は、とてもデリケート。だから危険もいっぱいなんです。間違った知識で大切な体を傷つける前に、正しい情報を覚えておきましょう。

「生理中は妊娠しない」は嘘ですよ!

「生理中は妊娠の心配がないから・・」と、コンドームをつけずにセックスするのは絶対にNGです。精子の生命力は凄まじく、射精後最大で1週間も生き延びることができます。女性は生理開始から約14日前後で排卵がやってきますから、生理が終わりかけの時に中出しをして妊娠することもありえるのです。

実際、私の友人でもこれで妊娠し学生結婚したカップルを知っています。幸い、彼らは「おめでた」をきっかけに結婚し、現在はふたりの子宝に恵まれていますが、予期せぬ妊娠がハッピーエンドにつながる可能性は決して高くありません。現在、子どもを望まないなら、生理期間中であっても安易に「中出し」をさせてはいけません。たった1匹の精子でも妊娠する確率はあることを頭に入れておきましょう。

子宮内膜症、感染症にもかかりやすい

では、コンドームを使用すればいつも通りセックスしてもOKなのかというと、そんなわけでもありません。生理中の膣内はとてもデリケート。生理で流れ出てくる経血をセックスによって逆流させると「子宮内膜症」にかかるリスクが高まります。

また生理中は免疫力が低下するため、子宮口が開いて血管が露出しているために、子宮の内側が傷つきやすく、最近に感染しやすい状態なのです。挿入はおろか手で触るのも避けたほうがいいでしょう。

生理中の身体は感じにくい!

そもそも生理中のセックスって、「シーツを汚してしまうんじゃないか」とか「下着を脱いだときに血のにおいがしたらどうしよう」とか、いろんなことが気になってプレイに集中できないものです。

出血している分、性器への愛撫や手マンに時間をかけてくれる男性も少ないはず。「なんとなくいつもより距離を感じるな」という気持ちで、彼の要求にあわせて淡々とセックスしても、気持ちがいいわけがありません。

「本当はしたくない」と思っているのに、彼の強引なお誘いでしょうがなく付き合っているとしたら、何のためにセックスをしているのか今一度考えてみる必要があります。

生理は女性にとって月に1回のデトックス期間。女性は心身ともに不安定になっているので無理は禁物。男性の強引な誘いを受け入れたり、「口でして」などの要求にこたえる必要はありません。きっぱり断る勇気を持ちましょう。

どうしてもしたい時は・・・

とはいえ、生理中に性欲が高まるという女性もいますから、「絶対にエッチなことをしてはいけない!」とは言いません。もし行為に至る場合は、清潔で穏やかなプレイを心がけてほしいのです。

生理中のセックスは、経血がシーツや布団についてしまう恐れがあるため、事前にバスタオルをベッドに敷いておきます。性欲を満たしたいときは、クリトリスを触ってマスターベーションをするのもひとつの手。

彼におねだりして、膣には触れずにオーガズムに導いてもらうのもアリでしょう。愛のあるスキンシップはいつでもレディファーストが基本。生理中は挿入以外の方法で性欲を満たし、ペニスを受け入れるのは生理が終わってから。

このようにお互いの性欲と「ほどほどに」付き合う方法を見つけることで、安心して気持ちいいセックスが楽しめるようになります。ぜひ彼にも提案してみてくださいね。あなたのことを思ってくれる、愛情深い彼なら、無理にセックスしたりはしないはず。